作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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もう、きりがない!
『チェコだかポーランドのゴジラのポスターはおしゃれ』という言葉につられ、いろいろと日本怪獣映画の海外版ポスターを探してみたんですが、もうキリがないし、ややこしい、特にイタリア! 色々とツイッタに上げたので、ここでまとめます。まとめなくてもいいんですが、怪獣好きとして生まれたものの余計なお世話ということで。さっさと行きますよ 『怪獣総進撃』イタリア版。ゴリラ出ません 『キングコングとゴジラが云々』とありますが、四点とも『ガメラ対ギロン』。ゴジラもゴリラも出ません。 英語圏でもアメリカ版とタイトルが違う。でもかっこいい『メカゴジラの逆襲』『ゴジラ対ガイガン』ポスター。 怪竜大決戦、フランス版。オリジナルに忠実ですが、よっく分からない怪獣が混じってます。 トレスにトレスを重ねたらしく、同じ怪獣が向かい合ってるイタリアの『ゴジラの逆襲』 イタリアはまだましなのかもしれない。この怪獣図鑑の表紙のような珍ポは『ゴジラ対メガロ』イスラエル版。そんなもん分かるか! 前回台湾の『怪竜大決戦』と紹介した『侠飛小』は、別の映画だと判明。ロビーカードを見ると、クモとかガマとか龍が出るので『怪竜大決戦』の影響があったのか、たまたま偶然なのか。 円谷プロのフィルムを借用して作った韓国映画『飛天怪獣』ポスター。 韓国から『宇宙怪人ワンマグイ』と『プルガサリ』。韓流、いや韓獣 『フランケンシュタイン対地底怪獣』のフィルムが使われてるというインドの原始人映画。 インドから謎の怪獣映画『ゴゴラ』。明らかにゴジラの影響下にあると思われる。 そして素朴なポーランド『ゴジラの息子』。おしゃれでシュール。これじゃ内容分かりませんな。 最後に。劇場で配られたらしいアメリカの『ゴジラ対メガロ』の漫画。やたらとかっこいい。 PR 今年は物書きとして邁進したいですね、って毎年言ってますな。そろそろ家族に見限られるんじゃないかとハラハラしてます。
前回、海外で公開された日本映画、特に怪獣映画のポスターですが、これがめっぽう面白かったので、紹介したいと思います。
いやしなくてもいいんだけど、もうめちゃくなので。
もう面倒なので、海外の珍しい怪獣映画のポスターは『珍ポ』と略します!
では数が多いのと、疲れ切ったのでサクサクいきます。 まず東宝映画から。 ゴジラ1954、イタリア版。日本のスチールを使ってますが、電車忘れてます。右はどこで暴れているのか? ゴジラ1984年のパキスタン版。 日本版に忠実だが、両端の男女と中央の首なし男はなんだ? ゴジラ対ヘドラ、イタリア版。ヘドラは何と戦っているのか? 右のロビーカードには韓国の怪獣ヨンガリがいます。『怪獣はみんなゴジラやろ』という大阪のおばちゃんみたいな感覚をイタリアの人は持っているのだと思います。ゲームはみんなファミコン、ロボットはみんなガンダム。 左からイタリア、ドイツ、トルコ『サンダ対ガイラ』。『カタンゴ』って誰? ざっくりしたフランス版とかっこいいドイツ、そして知らない怪獣が暴れてる『怪獣大戦争』 今年で50周年の『宇宙大怪獣ドゴラ』。左は日本のスチル。こんなクラゲみたいな怪獣ですが、公開前は中央のようによくわからない形にされており、そしてイタリア版ではドゴラの代わりにゴジラがいます。イタリーはおおらかだなあ。
イタリア版『キングコング対ゴジラ』にはゴジラがいません。 こっちにはゴジラっぽい怪獣とキングコングがいますが『怪獣総進撃』のイタリー版。ゴリラいらねえじゃん! こっちにもキングコングがいますがこれは『南海の大決闘』イタ版。お前いらねえじゃん! イタリーはポスターにゴリラかいときゃ怪獣映画だと思ってくれるのか? 次に日活唯一の怪獣映画『大巨獣ガッパ』イタ、ドイツ、チェコ版。 ゴジラはじめ東宝怪獣が勢ぞろいしてますが、ガッパです。そうだと思います。もう自信あなです。 次は東映映画。『仮面の忍者赤影』はなぜか『ワタリ』として輸出。海外版DVDも出てます。 時代劇プラス怪獣ものという『怪竜大決戦』、左のスチールのように、敵味方が大ガマと竜に化けて戦います。が右の台湾版では忍者ものというよりカンフーものみたいになってます。誰ですか、皆さんは? ちゃんとやろうよ。 『黄金バット』イタ版は、スパイブームに作られた犯罪映画みたいでかっこいい。 みんな大好き『宇宙からのメッセージ』仏版。 あなたたちは誰ですか? テレビシリーズ『宇宙からのメッセージ銀河大戦』はフランスで大人気だとか。じゃあちゃんとしましょうよ。 日米合作映画『海底大戦争』伊版。作品イメージに忠実ですが、半魚人デカすぎ。 これはイタリア語で『震度10』とかいう意味なので、パニック映画か何かと思われるでしょうが正体は 『恐竜・怪鳥の伝説』でした。恐竜いねえじゃん! 戦闘機なんて出てねえよ、村の消防団ぐらいしか出てなかったよ! おそらくラストの富士山噴火シーンを見て地震映画っぽいタイトル付けたんでしょうね。おおらかというか、おおざっぱ。 最後に 戦争映画っぽいポスター。丸い怪獣が飛んでますね。 これも同じ映画のポスター。今度はひょろい怪獣が二匹。 これも同じ映画のドイツ版。ガメラが出た、そう、ガメラ映画です。でも『ゴジラ』って書かれてある! むごいジャーマン! 正体は『ガメラ対バルゴン』でした。分かるか! 確かにひょろい怪獣と丸い怪獣出てるけど、分けることはないでしょうが! つかれた。最後の最後に、右と左の映画は同じ作品です。ガメラいねえし、もはや別の映画じゃん。イタ公、ちゃんとしろ。 つかれた、俺は新年から何やってるんだろう。 上は怪獣の七夕祭り。ガイラだ、子どもたち逃げて、イエーガー! ということで怪獣も出てくる電子ラノベ『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』 をよろしくお願いします。
いよいよ今年もあと数時間です。
まさかの奈良移住など、大きな出来事がありましたが、私も家族ものんびりとやっております。 今年は結局何も発表できず、自分では『準備の年』だと思っているのですが、このまま芽が出ず腐ったら、もうおしまいかな、と思っております。ただのおっさんに戻るしかないね、家族に迷惑かけまくって生きてますので。 今年のベスト映画はパシフィックリム、地獄でなぜ悪い、ジャンゴ、クロニクル、アイアンマン3でしょうか。 ベストオモチャはモンスターアーツゴジラ1964、ベスト漫画は『プロレス地獄編』(宝島社)『闘飯』(双葉社)でしょうか。 ウルトラ怪獣500シリーズは、今まで出なかったようなマイナーどころもフォローしてくれたので、ぼちぼち集めてます。まさかミラクル星人、モチロンが出るとは思いませんでした。 今年最後のオモチャは『キングザウルス三世』でした。 忘れてた、来年『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』が発売、というか配信ですので、よろしくお願いします。すごいのができそうですよ。 ということで、世界各国のゴジラ映画のポスターで今年を閉めたいと思います。 来年もよろしく。というか、バリバリやっていきますぞ。 最後の最後におめでたい画像で新年を迎えましょう 平和だなあ 久しぶりに連休を満喫したような、そんな月曜日。
金曜日に奈良に戻ると、まず家事をしながらぐったり。
翌日は娘の『遠足のコースをもう一度たどりたい』という要望に応え、吉野山へ。かなり歩いたので、ぐったり。小学生にしちゃあものすごいコースを歩かせるものだ、と感心しながらもぐったり。
翌日は枚方の実家→京都、そしてまた奈良へ。
明日から仕事だと思うとぐったりしたくなるのだが、睡魔に襲われる前に書き残しておかないと。
写真は連休中にあれこれと買ったりもらったりしたものたち。
『宇宙人ポール』は子供たちが大好きな映画なので、いつか押さえておかないと、と思ったところ、新品を格安で発見。くだらなさの中に過去のSF映画へのリスペクトとオマージュを盛り込んだ傑作。これがクマのぬいぐるみになると『テッド』なのだが、あれは下品すぎて子供に見せられない。ついでにいうと新番組『衝撃!ゴウライガン』は面白ヒーローものなのだが、大人を意識した描写が多いので、これも見せたいけど、見せられんなあ。 『宇宙人ポール』を購入したのは、前日にCSで見た『矢追純一スペシャル』の再放送の影響も大きい。 エリア51にモントーク実験、火星の人面石。今なら、きちんとした理由をつけてメッキをはがすことも可能だろう。しかしだ、子供たちが真剣に食い入るように見ているので、それは野暮ってものだろう。 あれを単なる与太と見るか、壮大なるファンタジーと見るか。少なくとも大学生の俺は『マジかよ』と半ば信じながら見ていた。 ウルトラ怪獣500の新製品、ドラコは、初のバンダイソフビ化ということで購入。初登場の時も、再登場の時も『怪獣がうじゃうじゃ出て来る回』という、まるで企画ものAV女優のような扱いだったので、印象は薄いかもしれないが、それでもかっこいい怪獣。 ゴルザを出した後、強化型のファイヤーゴルザを出したバンダイなら、必ず再生ドラコも出してくれると信じている。
そしてウルトラマンスタンプラリー台紙と景品のステッカー。
ここから本題。奈良から枚方に向かう途中立ち寄ったイオン大和郡山店。連休なので、子供を集めたイベントをやっているなあ、と思ったら、それがウルトラマンだった。内容は、パネル展示と、怪獣を模した遊具にスタンプラリーというこじんまりしたもの。しかし、スタンプラリーには目のない子供らは台紙をもらうとすぐに、店内を駆けていった。 ちょっとした宝探し感覚がいいのかもしれない。 そして、イベントのメインはウルトラヒーローとの撮影会。その日はレオの登場だった。他の兄弟はイベントでよく見るが、レオは珍しいのではないか? 司会のお姉さんとちびっこのコールで、赤い炎をくぐってやがて現れるウルトラマンレオ。 俺は娘を連れて撮影会の列に並んだ。初めは嫌がっていた娘もほかのちびっこに触発されてか、次第に乗ってきた。よし、矢追スペシャルや宇宙人ポールどころではない、俺は今から本物の宇宙人(獅子座L77星人)と写真を撮るのだ!
イカン、うっかり怪獣のソフビなんか出した日にゃあ、レオのその手で叩き伏せられてしまう! それがレオの使命、それがレオの願い。
そしていよいよ俺の、いや娘の番。教えてもないのにワイドショットの構えの娘。これはレオの師匠であるセブンを表現したのかと思ったが、そこまで深くないか。
写真を一枚撮り終え、俺は係のお兄さんを見た。すると『一緒にどうですか?』と言ってくれた。やった!
俺はレオに『こんなポーズで』とやってみせると、快諾してくれた。
司会のお姉さんの『お父さんもポーズ決まってますね!』の声が死ぬほど恥ずかしかったが、この機を逃すと今度はいつになるかわからないので、外野は無視し、心を無にして撮ってもらった。
真ん中に娘がいるのだが、勝手に載せると本人に怒られそうなので、加工しました。
もう、これだけで満足! 思いがけず嬉しい出会いのあった連休の一日、でした。 ・ギレルモ・デルトロである。『ミミック』で、人間に擬態する怪昆虫を描き『こいつ、できるな』と思わせた後『ブレイド2』で、前作よりもアクションにケレンはないものの、クリーチャー愛を見せ付けてくれた男である。
『違う、そうじゃない』
友達の家に行ったら、延々子供の運動会ビデオを見せてくれる。でも、その子供がとても面白いのでなんだか嫌いじゃない、そんな感じ。
そんなデルトロは続く『ヘルボーイ』シリーズや『パンズラビリンス』で一気に加速する。彼のクリーチャー愛は全世界の誰もが知るところとなった。
そんなデルトロ監督が怪獣映画を撮る! そりゃ結構結構。でも『クローバーフィールド』みたいに、クリーチャー然としたのが動き回ってガクガク揺れるカメラで暴れる……そんな『今風』な作品なんじゃないの?
ところが……。特報映像を見て驚いた。
サンフランシスコ金門橋をバリバリとぶち壊す大怪獣! 特徴的な頭部を持つそれは『クリーチャー』というより『怪獣』! これは……期待できるぞ。
そして続々入ってくるニュース。新作に登場するモンスターは『怪獣』と呼称され、数体登場。そしてそれを迎え撃つロボット軍団!
おぉ! モロに日本のアニメや特撮からの影響じゃないか!
でも、俺は所詮監督が日本の映像作品が好きだといっても『AKIRA』『ジブリ』止まりの、よくある『ジャパニメーション大好き外人』だと思ってました。
でも違った、監督はネイティブだった。
幼い頃より日本の怪獣やアニメを見て育ったというのだ。
まるで少年時代から誰も評価しないような映画ばかり見ていたタランティーノのように。
映画のプロモーションで来日した時、等身大ガンダムに手を合わせ、バルタン星人と熱く抱擁を交わし、ピグモンについて熱心に語る様子をワイドショーを見るにつれ『こいつは本物だ』とおもった。
そんな監督の新作が『パシフィック・リム』である。
画像はあくまでもイメージだが、大体あってる。
内容は、怪獣とロボがどつきあい! 以上、本当にそれだけ。
テーマとか人間ドラマとか恋愛だとか、ジャパニメーションの影響をうけてるからといって萌え要素なんて、そんなものは一切なし! 清々しいまでにロボ対怪獣!
ゴリゴリの鉄工所のような秘密基地でムキムキの男がギリギリとロボを動かし、ヒャオーーーオゥウウと吼える怪獣軍団と戦うのだ。いわば億の金を掛けた壮大なる『怪獣ごっこ』なのであるよ。
『そうだよ、これだよ、これなんだ!』
と上映中何度も叫んだ。
満足、非常に満足! 見終わったあと子供と語らえる素敵な映画でもある。
世界各国から集められたロボットたちが巨大怪獣と戦う様子はまるで『ゲッターロボ號』を思わせ、日本語吹き替えと相まって今自分が見ているのは映画なのかアニメなのか、はたまた『ゲッター』の漫画を読んでいるのか分からなくなってきた。
ロボットの内部メカがまるで内臓のように飛び散ったりするのも実に石川賢テイストであった。
怪獣も『着ぐるみのように人が入る型にデザインした』とあって、日本の怪獣の影響大。惜しむらくは、CG特有の滑らか過ぎる動きで、重量感が足りないような気がしたことぐらいか。
とはいえ、怪獣は首を振り、身構えるなど、なかなかの着ぐるみ芝居。対するロボも細かいところで人間振りを見せてくれる。
ほとんどがCGとおもうが、時折ミニチュアで撮ったようなカットもあり、特撮オタクは『おぉ』と唸ってしまうのである。そこら辺の見せ方が日本特撮を熟知したようなカット割りだったりしてまずますもってデルトロの侮れなさを感じずにはいられないのです。
後は何言ってもネタばれになりそう。
でも『ロボ対怪獣』以上のネタばれもないので、怪獣の国日本で生まれた人たちが大勢この映画を見てくれればいい、と思うばかりです。
クレジットの最後で、思わず涙がこぼれそうになった。そんな気獣愛に満ち溢れた作品です。
そして、来年はゴジラが再びアメリカからやってきます。怪獣人気がいつまでも続きますように、そして公園で子ども達が怪獣ごっこに励んでくれますように。
興奮しているので、今日はこれまで。 |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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