忍者ブログ
 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
[890] [889] [888] [887] [886] [885] [884] [883] [882] [881] [880]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今週も仕事明けにバイクで京都へ。『仁義なき戦い広島死闘編』である。シリーズ2作目にして最高傑作ともうたわれてますが、これ、ちゃんと見ると、主演の菅原文太がほとんど動かない、実質北大路欣也が主演の映画なんですな。一作目と同じく闇市から始まり、前作の主人公、広能と同じく諍いから組織に拾われ、義のため、女のために走る男、山中の物語。結局、彼らのやってきたことは大人(組織)の利益になることばかりで、彼もまたコマの一つに過ぎなかった。


 敵対する組織への私怨も含め淡々と殺人を重ねる山中、一方欲望を暴力で解決する異端のヤクザ、ヤクザ以外に仕事がなさそうな暴力大将、大友。この対照的な二人を軸に話はどんどん転がり、抗争が再び勃発する。

 本来の主人公、広能が登場するのは中盤近く、続編にして番外編的なポジション。広能も親分になってはいるけど、ヤクザ世界の理不尽さには苦そうな顔をしている、前回と変わらないスタンス。

 クライマックスで、雨の中警察に囲まれた山中が空き家に隠れ、自死を決意するまでをギリギリの光量で撮影しているのが、今回のデジタル化によって鮮明に。それでもざらざらした画質は変わらず、かえって生々しさが増していた。


 殺伐とした中に、いるだけでもおかしい千葉真一の大友、そして眼帯付けた山城新伍。梶芽衣子は世界一割烹着が似合う人だと思った。 

 今回は2階スクリーンでの鑑賞だったが、デン、と飾られた『頂上作戦』のB全ポスターが目を引いた。そして多分来週、というか今週中にまた京都に行くでしょう。

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新TB
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析