作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 生意気に、ろくに代表作もないくせに、専門学校で講師をやらせていただいて『先生』なんて呼ばれたりしているわけですが、自分自身はこの『先生』というのがどうにも苦手でして、なんだか怒られそうなんですな。
で、大学時代はなにせ教授陣が『東映やくざ映画軍団』『大映カツシンの友達軍団』という京都の錚々たる映画人がついていたので恐縮してしまっていたわけです。今にすればもったいない、もっと近づいてお話しておけばよかった、と後悔。
そんな中の一人、というか当時の学科長であった中島貞夫監督の新作『多十郎殉愛記』を見てきました。幕末の頃、元長州藩の浪人が京都で……。原作なしの完全オリジナル。見せたいのは男と女、それにチャンバラというシンプルな作り。奇をてらうことなく、どっしりと『まだまだ時代劇はいけるぞ、元気だぞ!』というメッセージが込められているような作品。決してお世話になった先生の作品だからおべんちゃらを言うわけではない。脚本上、このキャラは必要だったのか? と思うこともあったし。時代劇復活を声高には上げていない、まだできるぞ、という存在証明。大勢の捕り方に囲まれて走って走って切りまくり、見た人が見たなら『?』となりそうなラストも、悲壮美溢れる無声映画の時代へのオマージュなのか。冒頭に『伊藤大輔の魂に捧ぐ』とあったのもそういう事か、とその時代のチャンバラをよく知らないので迂闊なことは書けませんが。
映画の撮り方も様変わりする中、京都でポンと上った小さな狼煙。京都ことばの滑らかさにやらしさ、生々しい美術、そしてチャンバラならではの大ウソ。大ヒット! とはいかないまでもこれを機に続々『日本のハリウッド』と呼ばれた地から、作品が生み出されればいいな、と思っております。先生、あの時は大変お世話になりました。 と、今回は短めに。大学時代の思い出とか書けよ! PR |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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