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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 先日のこと。夜勤仕事終わりで帰宅すると、留守中に子供らが鍵をかけて出ていった。しかもそんなときに限って鍵を持って出なかったので、入れない。合い鍵を持ってる両親も外出中。困った、『ペリーヌ物語』でも見て一休みしたかったのに。それにトイレに行きたくなってきた。この上はトイレ借りにコンビニに行くついでに職場にとんぼ返りするか。しかしまだ仕事まで、映画一本ぐらい時間がある。なら映画に行こうと『キャプテン・マーベル』へ。



 昨年の『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』でその存在が明らかになり、来月公開の『エンドゲーム』で逆転のカギを握ってるとされるヒーローの誕生編である。



 1990年代。ある任務を受けて一人の宇宙人が地球に落ちてくる。しかしそれは……。油断できないストーリー展開。主人公のヴァース(キャロル・ダンヴァース)も、自分が誰かわからないまま、宇宙の平和のために働いてる。だが、地球に落ちてから次々と明らかになる真実。『私は誰?お前は誰?』な感じで、全編に於いて『人を見かけで信用してはいけない』というテーマがちらつく。敵かと思いきや、○○かと思いきや……。油断のできない構成、そしてクライマックスで、何もかもすっきりしたキャロルが大暴れ。



 仏頂面のキャロルがとにかくぶん殴る様がよく似合う。時に光線を出す、飛ぶ。お転婆、という言葉を久々に見たが、どちらかといえば宇宙スケバン、スペースズベ公である。


『アベンジャーズ』結成前、まだアイアンマンもいない、キャプテンアメリカは氷の中にいる頃のお話、アベンジャーズ創設者、ニックフューリーの秘密(あれのあれはしょうもない理由だった)や後の映画に繋がるネタもごろごろしてるし、見ていて『なるほど、そうか……』と頷くことも多い、アメコミ答え合わせ映画。






 女性への偏見がまだ残っていた時代、宇宙に出れば『そんなこと関係ねえ』と飛びまわり、光線をぶっぱなすキャロル。来月の活躍も楽しみであります。まるで大金をつぎ込んだ連続活劇のテイストが味わえます。





 前売りでもらったカードにあった猫の謎もばっちりわかりました。あいつ、無茶苦茶重要なキャラでした。お茶の間に宇宙人がいて、宇宙人の船に地球のアイテムがごろごろする、どこか藤子不二雄のSF漫画のテイストもかすかに感じ取りました。



 ワンダーウーマンも、キャプテン・マーベルもとりあえず、ぶん殴る。いいぞぉ。しかし、マーベル社のキャプテン・マーベルって日本でいえば少年マガジンの『マガジン隊長』みたいなもんなんですかね。原作・梶原一騎あたり。



 宇宙ではヘルメットに鬣をつけるのが流行なんですかね。金星のヘルさんもやってた。


ちょっぴり下膨れ気味のキャロルがヘルメット被ると、ガンバロンに見えますな。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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