作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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マイミクのなんきん氏よりもらった『印玄27連発』のビデオをたらたらと見る。
印玄とは何か? 必殺シリーズ第6弾『必殺仕置屋稼業』に登場したレギュラーの殺し屋。 破壊僧で、特技は屋根落とし。 悪党をとにかく屋根に連れて行って突き飛ばすのである。 悪党どもは『やめてとめて』の断末魔を上げつつ、屋根を走り降り、地上に激突……。 突き飛ばされるだけならなぜ、足を止めない、抵抗しない? と言う声があるだろうが、物凄い力で突き飛ばされてるんだよぉ! 後半からは 『垂直投げ落し』『人間ボーリング』『石段をごろごろ』『網で捕まえて振り回し』『縄でぐるぐる巻きにして転がす』『人間車輪』 とバリエーションも増えました。 殺人+マヌケ断末魔という図式はのちの『北斗の拳』に受け継がれるのであります。 延々と屋根から人が落ちていく様だけを編集したビデオである。 人間の一生て儚いなあ……。 ゴールデンゲートブリッジの自殺者を淡々と撮った『ブリッジ』ってドキュメンタリーもこんな感じだったのか、と思ったり。 なんきんビデオは他にも『若20連発』『おばさん21連発』等々、タイトルからは想像できない楽しい映像が入っておりました。 しかし今やデータの時代なのね。 それと、あの日もらった紙袋、中身みんなで分ければよかったよ! 『金色のコルダ』ハンカチなんか俺は首に巻かないよ! あぁ、もっと会話も弾んだのに、俺のバカ。 で、家人が風邪でダウンし、文字通りの寝正月。 正月休み最後の週末を、だらだらと過ごしましょう。 タイプじゃないけど、ついつい行きずりの女と……。 ってパターンで金城武(キングジョータケシ、とは読まないか)の『リターナー』を購入。 嫌いじゃないよ。ヤクザ+宇宙人と言うすごい組み合わせの映画だったから。これの前作『ジュブナイル』よりはいいかも、という具合。 それに山崎監督は『ALWAYS』で国民のハートをがっちりつかみましたし、金城よりも鈴木杏の幸薄そうな顔にときめいてみたり、と思い出のある映画でありますよ。 でもわざわざデラックス、特典てんこもり版を買うというほどでも……、と値札を見た。 500円。 信じられるか、この価格。 買った。 これだから、古書店、詳しく言えばブックオフ通いはやめれねえ。 相変わらず値段の付け方が無茶苦茶だなあ。 なんで廉価版が出てるアレが高かったり、廉価版なのにアレは高いんだよう! どこに行っても『真対ネオゲッターロボ』は特価コーナーかい! しかしこの安さ……。 いや待てよ、箱とブックレットしか入ってないかもしれないし、汲み取り便所に落としたブツかもしれない。 とにかく後日確認だ。 ちなみに俺の本も売ってて嬉しいやら悲しいやら。 一冊家にないので、買っておこうかと。読み返しはしませんが。 手前の『キングコング』は10年ほど前に出された子供向け怪奇小説シリーズの一冊だそうだ。 ピータージャクソン版の時も子供向けノベライズが出てたっけ。 ギラーミン版の時に出たノベライズは巻末のメイキング、と言うか解説がかなり濃くてためになりましたよ。 と言う事で『三丁目のリターナー対ゴジラ』を早く撮ってください。 PR ま、色々やってるんですがね。
ウルトラマンコスモス(杉浦太陽)の子供の名前が『希空(ノア)』か。 狙ったのか? ネクサスでもザ・ネクストでもなく? ←もはや人の名前ではない。 いや、ウケ狙うのなら劇場版で共演した『正義(ジャスティス)』にするだろうとオタな独り言。 おっかけ情報で申し訳ないんですが、実写版『ヤッターマン』の主演が嵐の櫻井翔君だって事はみなさんご存じのお話。 先日の『隠し砦の三悪人』(*)のマツジュンといい、嵐、がんばってるなあ。志村動物園の人とか。 二宮君はしょぼくれた芝居させたら上手だね。ってジャニーズ好きか、俺? って嵐って何人? それよりも、なぜ今この時代にヤッターマンなのか? と言う愚問よりも、昨日の関西ローカル番組『ムーブ!』でこの話題に触れ、嵐よりも『働き過ぎだ! 三池崇史』と称したミニコーナーを作っていたのがおかしかった。三池監督とヤッターマン一号のリアルなイラスト付きで。評論家の宮崎哲弥さんが目を細めて喜んでおりました。 そうか来年『大魔神』やるのか! そっちの方が大事だ! いっその事マツケン(松山ケンイチ)の『カムイ外伝』『デトロイト・メタル・シティ』もこの人に任せておけ! 俺は未見だが『クローズゼロ』はかーなーり、面白かったらしいぞ! これで崔監督は心おきなく『用心棒』に取り掛かれる……。企画、ぽしゃったのか? でもまあ、リメイクとかまんが映画ばかりですね。 当の三池監督(*)も言ってたけど『これで邦画が活気づいてると思わないでほしい』と言うのが心情なんだろうな。 あぁ、三池版『座頭市』見たい。できれば映画で見たかった。 てなわけで頭の中は昨日の『エネルガーZ』の事でいっぱいです。 どう入手するか、どうお金を工面するか……。 今更ながら『超合金魂マジンガ―Z』を発売前に入手していた雨宮慶太監督が羨ましい。そんな人に、俺もなりたい。 嗚呼、おもちゃの事で友達に喋りたくなったのはいつの日以来だろうか……。 ↑ いい顔の美少女フィギュア(Bタイプ)と、魔神皇帝様。エネルガーと並べたい。 (*)監督は『スターウォーズ』をやりたかったが、宇宙ものはアレなのでそのオリジナルで行くことにした、って言ってたらしいけど、それならなぜ『宇宙からのメッセージ』をやらん! もしくは『惑星大戦争』! 小松左京サーガで『さよならジュピター』! と余談が長くなりました。 (*)すみません、私の意訳です。このようなニュアンスで『ジャンゴ』の時にコメントされてました。 要は、オリジナルで売れる映画がない、とう事です。 前回の日記をミクシィにアップさせてから、やたらと知らない人の足跡がふえていたので、たどってみたら、嵐ファンの人がかなり覗いていた。 そうか『椿三十郎』より『隠し砦の三悪人』にひっかかったのか! マツジュンはオリジナルで言う所の侍にいいようにこき使われる農民の役なんですが、いいんですか? まあ、かなりアレンジ入ると思うけど。 このままだと『リメイクJ監督』になるぞ、樋口さん! で、この二日ばかり見た映画をば。 『クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』 と『未知との遭遇・ファイナルカット版』の2本。まるっきりジャンル違いと思われるのですが、そんな事ないよー。 『しんちゃん』はおバカ組織に狙われるいつものお話に『少年と犬』 (ハーラン・エリスンの小説タイトルじゃないよ) と言う、涙腺を刺激するポイントを突きまくった、『あぁ、劇場で見たかった』映画でした。 敵組織のお姉ちゃんのプリプリっぷりもよかったね、ってあれはアニメだ、正気に戻れ! で、そのお姉ちゃん達、バシバシ巨大ブーメランを投げるんですな。しまったぁ……。 『未知との遭遇』は、今更ながらの大傑作で、スピルバーグ、すっげねえと改めて思い知らされました。遅いよ! UFOが姿を現すまでのリアルな描写はさすがに専門家を招いただけありますね。UFOとの遭遇、そしてそれに対する米軍の対応、そして極秘裏に行われるUFO招聘作戦、これらが丁寧だけに、最後がいくらかファンタジックになろうとも許されるのですな。 でもスピルバーグの野郎、メイキングで『あの頃は若かったなー、今なら俺、宇宙になんか行きたくないね』と大人なコメントを述べてやがった! これに続く『E.T.』に対するアンサーが地に足付いた『ホントは宇宙人なんかみんな悪者だよーん』な『トムさんの宇宙戦争』や、ベイやんに撮らせた『トランスフォーマー』になるのか! だから嫌いになれないぜ、このおっさんは! で、この二本の共通点と言えば『音楽による異星人とのコミュニケーション』なのであります。 ケツだけ星人も、未知との遭遇星人も音楽好きでした。 あと、異星人と子供な。 『未知との遭遇』での、宇宙人を見たであろう幼い子供の、驚きと喜びの混じった顔は絶品です。だからラストの『バーイ』のセリフも意味が出てくるのですな。 そろそろシーズンだから『ナイトメア・ビフォアー・クリスマス』も久しぶりに見ました。今じゃ巷にグッズがあふれるほどの人気者になりましたが、初公開時の南街劇場はスカスカでした。 要するに『餅は餅屋』と言う事を言いたかったのですな、この映画は。 ↑関係ないのですが、公園でひざまづく鉄人。
日中そろそろと仕事を済ませ、『椿三十郎』の試写会へ。
試写と言えば『小さき勇者たち・ガメラ』以来だ。 最初は『えー、リメイクするのー? やめとけばァ』な気持ちでいっぱいだったが、今となってはそんなことどうでも良くなった。まずは色眼鏡で見ることをやめようと思い、映画に挑む。だってオリジナル知らない人がこれからの客層でしょう? 今更三船がどうとか、黒澤がどうのとか言ってもねえ、と思う事にする。 で、見た。 うん、『椿三十郎』でした。 だってシナリオそのまま使ってるもの、面白くない訳はない。ただ、主演俳優のオーバーアクトが少々目に付いただけで。でもまその大げさな芝居が隣にいた未就学児童の目には分かりやすく写り、楽しめたみたいですが。おぉ、ちびっ子から老人まで楽しめる娯楽大作だ! ライバル役俳優も、やはり現代劇の方が合っているのかなあ、と思ったり思わなかったり。 でもまあ、ごってりと時代劇を見れたんで良しとしましょう。 豪華セットやエキストラがぞろぞろ出るのを見ると、得した気分になりますわな。 次なる『隠し砦の三悪人』はどうなる? って言うか新ネタないのかよ! ところで、原作山本周五郎で、中村玉緒、藤田まことが揃うと『必殺仕置屋稼業』じゃなくて『さらば浪人』を思い出しますが、ってこの番組、未見ですが。それを狙ったキャスティング? そんな事はない。 音楽が大島ミチルなので、ティンパニーで♪ドンドン、ドンドンとやられたり、ファンファーレが鳴ると、三十郎と言うよりは『ゴジラ』を思い出さずにはいられません。 おぉ、三十郎とゴジラに音楽をつけた人間は佐藤勝に続き二人目、と言う事か! ↑入場したよい子のみんなに配られる『椿三十郎』ストラップ。 試写だからプレスぐらいもらえると思ったのに。 遅まきながら『映画クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ』を見る。 超傑作と言われた『オトナ帝国の逆襲』『アッパレ! 戦国大合戦』に続いての作品だが、なかなかどうして、これもいい、というか良すぎるぜ! どうして世間はこの作品を……、とか言う前に自分が面白かったらええんじゃ、ヘン! 世間の評価は後回し。 さびれた映画館に入ったしんちゃんとその友達。いつしかスクリーンの向こうの西部劇の世界に迷い込み、そこでいつものように……というのが大筋です。 表向きは西部劇なのですが、どうしてどうして、これ、みさえの苦手な立派なSFじゃない! 時が止まって太陽が昇ったままの西部の街。 悪徳知事が支配する悪夢のような街。 なぜ時が止まっているのか? それはこの映画が終わっていないから。 じゃあ終わらせてやろうじゃないか! という事で立ち上がる民衆。それを阻止せんとすいる悪徳知事とその配下。自分こそがこの世界の主役なのだ、させてたまるか! なんだか演劇的な匂いもしますが、やっぱりSF? なんだか『ミステリーゾーン』の一話を思い出させるような……。町外れの『禁断の地』なんて出てくるあたりは『猿の惑星』っぽい……、いずれにしてもロッド・サーリングくさいな。でもそこはしんちゃん映画ですので、最終的にはウェスターンでスペクタクルにけじめつけますよ! 悪徳知事はジョン・ウェイン! その手下にクラウス・キンスキーにベン・ジョンソン、ウォーレン・オーツの『ワイルドバンチ』組。 対するは本物『荒野の七人』(マックィーンもブロンソンもブリンナーもみんな本物の声優さんだ、凝ってるね!)に情けないジュリアーノ・ジェンマと正統派とマカロニ組が入り乱れております。 これだけ雁首そろえておきながらイーストウッドとフランコ・ネロ(ガトリングガンの撃ち手に是非!)を外したのはあまりにも狙い過ぎだと思ったのか、ポジションがなかったからか? 悪徳知事が鞭でバシバシしんちゃんやみさえを打つ残酷シーンは『真昼の用心棒』? ラストは西部劇からいきなりあり得ない超人対決に変わりますが、それはしんちゃん映画だからよしとして、ここでの作画が、とか書くとオタ臭いのでやめます。飛んで走って、活劇してくれてます。 いい絵書いてるよ、やっぱりU君も参加してたのか! そして、あぁつばきちゃん。切ないなあ……。 追い打ちを掛けるかのようなエンディングアニメに胸打たれました。 切ないなあ……。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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