作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 いつの間にかクリスマスが来て、そうこうしているうちにすっかり年末の慌ただしさが来て。それで新年を迎えて、いつものような毎日が始まるんでしょうね。正月休みもクリスマスもない介護の世界ですが、今年はなぜかクリスマスからぽかん、と休みができてしまった。今のうちに休もう、と思ったけど、子供らは冬休み真っ最中。借りてきたウルトラマンレオを見る間もないままに、子供たちの相手をしないといけなくなった。とはいっても、子供らもすっかり大きくなったので、ある程度は放っておいても大丈夫、ある程度は。やっぱりどこか連れてけ、あれ買ってくれ、というのはいつものこと。子供らが学校行ってる間に、親父はアニメゴジラもジャスティスリーグも見ていたのですよ。すまん、でも待ちきれなかった。アニメゴジラは終わってしまったけど、クリスマスの日に、ジャスティスリーグだけでも、と映画館に出かける。しかし、こちらも終了間近でどこの映画館も上映回数が減ってる上に吹き替え版ともなるとさらに少ない。レイトショーはまだきついし、と探したら奈良に一件だけ日中に上映している映画館があった。ドライブがてらに行ってみるか、と向かったイオンシネマ西大和。全てに映画館があるわけではないが、奈良はイオンが多い、という印象である。初めてのイオン、初めての映画館というのもなんだか楽しいものである。
イオン西大和は俗にいう『残念なイオン(失礼)』。かつて別のスーパーだったものがイオンになった店舗。あの広大なイオンモールとは違う。しかし、こんなところに映画館が、と車を止めてその外観をみても、とても映画館が入れそうな大きさではない。あとで入ってみたらスイミングプールはあった。『どこに映画館が?』振り返ると、道路を隔てた立体駐車場の隣に映画館が立っている。たぶん、元ジャスコだかイズミヤだったものがイオンになってから、映画館を建てた、ということか。店舗内になく、独立して建っているので、なんだか不思議な感覚である。オシャレな外観ながら、どこか、昔からある街の映画館を思わせる。
2度目のジャスティスリーグは、世間で言われるほど悪くない。アベンジャーズほどまとまってる感じがしないけど、各キャラの個性がきちんとかき分けられてる。無敵のスーパーマンをあまり戦闘に参加させなかったのは賢明な判断で、彼はそれよりも人命救助を優先したがるのだ。アメリカのヒーローはどちらかといえば戦闘よりも救助しているイメージの方が強い。今回の映画でもそんなシーンがいくつか見られたのでそれだけで満足なのである。
子供らと映画を見ると、ストレートな感想、質問が飛び交うのでおもろい。次回作はどうなるのか? などと話しつつ、すっかり辺りが暗くなり、クリスマスのイルミネーションがちらほらと瞬く中、大阪へと戻った。
その翌日。娘が行きたがっていたディズニーアート展へ。会場は大阪市立美術館なので、少し離れた駐車場から徒歩で新世界を突っ切って会場へ。久々の新世界は、串カツ屋とガチャガチャが並ぶ、作られた大阪の街だった。観光目的だから仕方ないし、では本当の大阪とは? と言われると何も答えられないが、少なくとも、今の新世界ではない。猥雑さを求めてはいけないが、それでも昔あった店がなくなってホテルと串カツ屋に変わっているのは寂しい。もし観光客が無くなったら? 再びあの猥雑さが蘇るのであろうか?
ポルノ映画の看板と、立ち小便しながら俺に微笑みかけたおっちゃんだけがいつもの新世界らしさを醸し出していた。仕方ないね、時代が変わったら街も変わるものなのです。でもなあ、あのデッドストックの茶間だったおもちゃ屋がつぶれていたのは惜しい。 ディズニーアート展はアナログからデジタルへの変遷、その美しき原画、コンセプトアートを思う存分堪能できた。『これ、見た?』『これ公開してたの○年前かー』等、なんだかんだとディズニー作品ってなんとなく見ていたりするし、子供が小さい頃はよく連れて行っていたので、その時を思い出したりと、会話ツールに最適である。ゴジラ展では素通り気味の娘もじっくりと見ていた。
そしてその翌日。今度はファーストオーダーに入りたい次男と『スターウォーズ最後のジェダイ』へ。新3部作第二弾だが、エピソード2、5と今までもシリーズの2作目はどこか危うい雰囲気はあった。今回もそんな空気を感じた。2時間45分とシリーズ最長、とにかく散漫になりそうだけど、どこか一本で線に繋がっている。主人公レイのジェダイ修行とレジスタンスの敗走、そして脱出と同時多発にドラマを見せる従来の構成で、長さを感じさせない。圧倒的に数が少ないレジスタンスに『銀河の平和守れるのか?』と不安になりつつ、帝国のコピー組織だったはずだけど、圧倒的な装備とか人数を誇るファーストオーダーに脅威を感じてしまう。でもトップがあれだからなあ。完結編の次回はどうなるんだろうか。白兵戦、主人公側の敗走と、似せてないようでいて、どこか『帝国の逆襲』を思わせる。隠居したかつてのヒーローを尋ねる新主人公に、バカでかい大砲、という2点だけで原作のゲッターロボ號を思わせるし、宇宙空間を泳いで逃げるレイアの姿に、フンドシ一丁で宇宙遊泳をした『魁!男塾』の江田島平八塾長がダブって見えた。
今更だけど、『スターウォーズ』ってダースベイダーあってナンボですな、と個人的には思うのです。帰りの車中では次男とスターウォーズ談義。いつの間にかこうしてやり取りができるようになったのか、と思うと子供らの成長が頼もしく見えるし、同時に自分も老いてきたな、と思う。
久々に子供らと充実した冬休みを過ごせたが、世間が仕事納めの頃にまた夜勤が待っている。そして明日はみなみ会館の怪獣納めだ。今回はあの『グレートマジンガー対ゲッターロボ』がラインナップにあるので、今から興奮している。ついにみなみ会館で劇場版マジンガーが拝める、まるで夢のようだ。
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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