作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 昨日は、京都みなみ会館年末恒例の京都怪獣映画祭ナイトでした。今年で7回目になるこのイベントも、この場所で行われるこのイベントはこれで最後。自分は3年前の第4回から参加だけど、7年前のこのイベントがあってこそ、今の超SDXやウルトラ大全集がある、と思う。
今回は『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』『飛びだす冒険映画赤影』『ヤマトタケル』というバラエティに富んだ三本。そこに、急遽『行け!ゴッドマン』に『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の参加が決定! さらに混とんとしたラインナップ。東宝チャンピオンまつりと東映まんがまつりが合わさったような感じである。特に『グレートマジンガー対ゲッターロボ』! ここにきて初のアニメ作品である。ロボットアニメじゃないか、と思われるでしょうが、敵は宇宙怪獣ギルギルガンなので、一応怪獣映画なのです。毎月毎月、怪獣映画を見続けてきたけど、みなみ会館で劇場版マジンガーが見れるというのは悲願でした。もちろんアニメだから怪獣映画の枠ではできない、でもやってほしい。そんな思いが届いたのかどうか、ひょっとしたら自分がみなみ会館に通った3年はこれのためにあったのかも、それぐらいに嬉しいプログラムだったのです。
イベントはまずゲストの薩摩剣八郎さんトーク&サイン会。言わずと知れたミスター平成ゴジラである。髭を蓄えたそのたたずまいは示現流の使い手というだけあって、まるで古武士のようだった。そのたたずまいとは裏腹にトークではとても愉快なお話を披露。そしてフォトセッションでは『うぉおお!』と吼えながらゴジラの構え。途中、ロビーに出ていたら、いきなり呼び出されたので、何事か?と思ったら舞台の上で一緒に記念撮影。あの、資料的価値はないけど、やたらと字が細かいだけのうろ覚え新聞を書いているから一応関係者、という事で。ありがたいです。
そして薩摩さんと一緒に『ゴジラ対ガイガン』を鑑賞。薩摩さん演じるガイガンは実に憎々しげでもあり、愛嬌のある悪役キャラです。庶民が宇宙人から地球の危機を救う軽快なアクション活劇はヒーローゴジラにぴったり。
上映後、ホテルまで送り届け、その際にがっちり握手をしていただく。ゴジラの手はごつくて、でかくて温かい。翌日娘に『ゴジラを車に乗せた』と言ったら『え?』と驚いていた。
つづいては中短編一挙上映大作戦。まずは『行け!ゴッドマン』。3分弱の帯ヒーロー番組で特にドラマらしいものがないので、ヒーローと怪獣がひたすらもたもた戦う。あのカメーバも手足がだらんと延びただらしない姿で、不向きな格闘戦を演じていた。場内は爆笑の渦。
そしてこれまた初の3D映画『飛びだす冒険映画赤影』。ちゃんと入場時に立体メガネが配られていた。しかし、フィルムの退色がひどく、飛び出して見えない。お話自体は、第一部『金目教編』の、かなり強引な再編集なので、怪忍者、や怪獣がテンポよく続々出てきて飽きさせない。ぜひニュープリントできちんと飛び出し、大ガマの暴れっぷりが堪能できるバージョンを作っていただきたい。
そして、待ちに待った『グレートマジンガー対ゲッターロボ』! 今まで実写特撮映画ばかりが続いた、いやそれが当たり前だと思っていた中にひょい、と入りこんだロボットアニメ。スープバーの中にポツン、と豚汁が置かれていたらさぞかし美味に感じるだろう。それも大好物のマジンガーとゲッターだ。もう東映マークから主題歌が流れる時点で涙腺が決壊しそうになったが、俺は涙を流さないダダッダー。満員のみなみ会館でマジンガーが見れる喜びをひしひしと感じていた。いがみ合うゲッターチームと剣鉄也が、失敗を経験し、共闘することになる。今まで何度も見てるのに、大スクリーンで見るとかっこよさも倍増、剣鉄也の生真面目をこじらせたような言動も倍増で、一人笑いを押し殺していた。できることなら、他の劇場版マジンガーも上映してほしいけど、もうこれだけで十分。次はいつかのお楽しみにとっておきたい。
そして最後に『ヤマトタケル』。朝の4時にこの映画はきつい。見せ場が盛りだくさんのファンタジー大作だけど、どこか、持ったりしている感じがする。それが眠気を誘うのだ。平成ゴジラシリーズのヒットで生まれた奇跡の一本、ラストのヤマタノオロチの進撃は圧巻。でもウツノイクサガミとの対決はどこかもっさりしている。
すべての上映が終わると、来年の一時休館までラインナップ発表。魅力的な作品、企画がまだまだやってくる。新聞を書くことしかできないけど、最後まであきらめずにやろう。と、思った。
PR |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
カレンダー
最新TB
最新CM
[07/16 JosueBix]
[07/03 FloydLef]
[06/30 JosueBix]
[06/06 DarrenVoity]
[05/28 GerardHAILS]
最新記事
(03/01)
(02/25)
(02/11)
(01/12)
(01/05)
ブログ内検索
アクセス解析
|