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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 ふう……何とかお盆までに一本仕上げた。出来はともかく事故最短記録じゃないか、出来はともかく。
 残る一本はペース落として行こうとおもうが、いつ何時タイトな締め切りを迫られるかも分からない。
 というわけで映画に行こう。
『パシフィック・リム』を何とか後もう1回見たいのだが、時間が合わず、原作がメチャクチャ面白かった『ワールドウォーZ』を見に行く。
 全世界でゾンビ大発生!さあどうするといった内容の原作は、ゾンビ災害を生き残った人たちのインタビュー形式で徐々に世界の異変を伝えている構成が面白かった。
 それを我らがブラッドピットがどう料理するかが楽しみだった。予告でも流れるゾンビ軍団の大激走、文字通りゾンビの山! これはすごそうだ。ということで吹き替え版を見たのだが、あまりにも興奮したのでツイッターで感想をあらかた呟いてしまった。
 よってここにまとめてみる。
 いいところも悪いところも織り交ぜて……。
◎「ワールドウォーZ」見た。ブラッドピットの世界一周すごろくゾンビゲーム。ゾンビが元気で人間がビクビクしているという逆転の構図。原作からはエッセンスだけを抽出した感じがあるが、とにかくゾンビが走る走る! しかし、カニバリズムと流血が足りないことに気付いたのは映画が終わってから。
◎溢れるゾンビ、走るゾンビ、はしゃぐゾンビ!生きてた頃より元気ってどういうことよ? 『野生の王国』みたいなオープニングに、ぐっと70年代を感じ、ロメロリスペクトのショッピングモールやアパートの場面を経て、ゾンビが加速していく。日常から非日常にじわじわと変わっていくのもいいよ
◎実は怖がりなので久しぶりに見たホラーなんですよ。そしたらブラッドピットの方が怖かった。ヤクネタが世界を回って被害を広げているようにも見えたんですが気のせいか。ちなみにゾンビ映画を劇場で見るのは中学の『バタリアン』以来じゃなかろうか。そしてその時の同時上映は『コマンドー』
◎くどい。でも原作を読んだ俺が見たかったのは、ラストでさらっと流されるあそこらへんじゃないのかな、と思ったら心のもやもやが晴れた。パニックのあとは大反撃だよなあ
◎エンドタイトルに『ゾンビコーディネーター』『ゾンビキャスティング』がいた。どんな役職だ。あと、東宝東和配給だったらもっとハッタリの効いた宣伝しないと。ポスターのゾンビの数を水増しとか、360度ゾンビングサウンドとか、前売りを買うとゾンビの卵がついてくるとか
◎WWZ。パシフィックリム同様、『なぜこんなことになったのか?』をすっ飛ばして物語が始まるのがいい。アチラは巨大怪獣の上から来る恐怖だったのに対し、WWZは人間と同じ視点での恐怖が描かれる。わけ分からんままにパニックに陥る冒頭は最高。見ていてスピルバーグの『宇宙戦争』を思い出す
◎でも本当に俺が見たかったのはゾンビ版『スターシップトルーパーズ』だったかもしれない、ということだけは言っておくよ! 週末アイドル、ワールドウォーゼーーーーッット
 映画自体レイティングの都合で過度な残酷描写が控えめ、というかほとんどない。疾走するゾンビに噛まれると、ゾンビ化しちゃうという鬼ごっこ形式。
 観客はひたすら走り回る元気なゾンビと、解決策を求め世界中を飛び回るブラピの困った顔を交互に見るのだ!

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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