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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 実は、進んで怖いものを見に行く性質ではないので、ホラー映画の類はよほどのことでもない限り、見に行かない。とはいってもコメディ風味だったり、怖がらせる部分以外に見どころのあるものは見に行ったりするのですが、基本的に怖いものは怖い。
  


 
 だから『VS』と付いてるだけで『貞子VS伽椰子』を見に行った。VSものですよ、楽しい映画に違いない。


 しまった、本気で怖がらせに来る映画だった。最近ではすっかり愉快なキャラになっていた貞子さんも、ここで原点に返って、呪いを伝染させ、『呪怨』シリーズは見たことないけど、伽椰子さんも俊雄君も本気で怖がらせにきている。怖いじゃないか、当たり前だけど。



 映画見ながら愉快なことを考えたり、怖そうなアングルになると身構えたりもしたけど、怖いものは怖い。



 今じゃビデオデッキを探すのが大変そうな、呪いのビデオに、入らなければ大丈夫だけど、そうはさせてくれない呪いの家。どちらかの呪いにかかったなら、毒食らわば皿まで、いっそ両方の呪いにかかって、貞子と伽椰子に呪いのパイを取り合てもらって共倒れしてもらおうじゃないの、という内容。



 貞子と伽椰子、両者の怖さを存分に見せておいて、お互いをぶつける構成は『キングコング対ゴジラ』にも似ている。


 貞子も伽椰子も怖いけど、俊雄君が怖い。白塗りでニャーニャーいってるパンツ一枚の子供が怖い。何が怖いのかといえば、俊雄君はやってくるのではなく、すでにいる存在だからか。気が置けない存在である。あまりに怖すぎて、だんだん腹が立ってきた。



 で、映画見る前に何となく予想していたことが当たってしまったので、製作者は俺の想像力を凌駕してほしい、と思ったけど、ああするしかなかったか。怖くて楽しい映画でした。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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