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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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写真はランダムです

◎あれは三年前の夏。窓いっぱいに映る花火に大興奮したあの夜。外で蚊に刺される事なく、のんびりと花火見物が出来たあの感動をもう一度。
ということで、花火大会が行われる週末を利用して信州の叔父の家に遊びに行ってきました。夜勤明けてそのまま長野県は泰阜村へ。
中央線で飯田山本のインターを下りて小一時間ほどの場所にある泰阜村は、静かな農村で、特に観光名物というものがない。あるけども、目立つものはない場所。
隣町にはコンビニはあるものの、深夜誰が買い物に来るのか?と思えるぐらいにひっそりとしている。そして、行く道々では、狸の轢死体をよく見かけた。
でも、そこがいい。何もない静かなところへ行くのもいい。しかもテレビもネットもないので、外界から遮断された気分になる。

途中、渋滞に巻き込まれながら着いたのは夕方近く。早く風呂に入らないと花火が始まってしまう! その日は泰阜村、隣の阿南町、下条村、飯田市でも花火大会が行われるとのこと。

山々のあちこちで戦争が起こったかのように轟音が響き、閃光が走る中を、泰阜村の村民グラウンドへ向かう。

山間が赤や緑で輝く中、車を走らせていると『未知との遭遇』の一場面のような気分になる。
 しかし……。これが山道を行けども行けどもたどり着かない。
 道を間違えたのか? と思った頃にようやく到着。
 グラウンドから打ち上げられる大輪の花火。かぶりつきで花火を見るのは生まれて初めてだった。

 鹿が車の前を横切るサプライズもあったりで、帰宅するも、花火は終らず、その音を聞いて眠りにつく。

 


 翌朝。朝もやでけむる村を散策したのち、『どちらかといえば、大阪よりも近い』という単純な理由で東京へ。あの『特撮博物館』を見るためだ。

 しかしこれが直線ルートというものが存在せず、一度山梨県を経由しないといけない面倒なコース。しかし、行くしかない。
諏訪湖のあたりを頂点とし、ちょうど大阪・長野、東京と『へ』の字型に進む事になる。

 諏訪湖の人気者、諏訪姫。これがサービスエリアにあるんだから世の中分からない。普段はこの手のフィギュアは買わないのだが、つい購入。

 山梨を抜け、少しだけ神奈川をかすめ、『東京かよ、ここ?』と思えるぐらいに緑の茂った八王子を抜け、都心部へ。ナビがないと絶対たどり着けそうにないぐらいに入り組んだ首都高速をぐにゃぐにゃと進み、ようやく木場インターで下りて、東京現代美術館へ。

『特撮博覧会』とは、 怪獣、ビル、軍事兵器、超兵器、超人……日本の特撮映像で使用された現存するミニチュアが会社の枠を越え、一堂に会する展覧会である。

 『よくもまあこんなものが……』と思うものが多数展示。そしてその大きさに驚かされもした。個人的にはメカゴジラⅡが見れただけでも満足。ここでの様子を書くときりがないのでとにかく『すごかった』の一言。布団しいて会場に住みたいぐらいである。
そしてこの展覧会の売りの1つがスタジオジブリの特撮映画『巨神兵東京に現る』であるが、前回のモンスター研究所同様、うちの兄貴達は恐れをなして逃げてしまった。
 CGいっさいなし、巨神兵の力でなぎ払われる町をこれでもかこれでもかと見せる実に濃い10分間。
 
満腹状態の展示のトリを飾るのは、ミニチュアの町並み。会場内で唯一撮影オーケーな場所だけあって、来場者はこぞってシャッターを切っていた。

そして、再び信州へ。その前にちょっと足を伸ばしてスカイツリーへ。間近で見るよりも、遠景で見るほうが巨大間と迫力がある。


飯田市の温泉に浸かり、泰阜村へ。

 最終日は阿南町にある温泉『かじか荘』そばの川で遊び、温泉に浸かり、早めに出発。くたくたになりながらも、大阪へ。
 
 戻ってみるとオリンピックで世間は盛り上がり、そしていつもの生活が待っていたのであった。信州はいいなあ、また行きたい。


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◎ご無沙汰です。すっかり世間は夏休みだオリンピックだわいじめや反原発で盛り上がっておりますが、こっちはもう、すっかり終わってしまった気分。

 夏休みの宿題を頑張りすぎて7月中に終えるような感じでしょうか。
 
 でも、やるだけやったから後は大いに夏を楽しもう、いや次の仕事を見つけないと。

 今までブログを更新していなかったのは書き物仕事でいっぱいいっぱいだったからです。

 それも七月中に仕上げないといけないので、アップアップしておりました。
ところが蓋を開けると、だんだん筆が乗ってきて、昨日のうちに終わってしまった、という次第。
 そして早くもそのお仕事の中身が発表されてしまったので、執筆中は嬉しいやら、プレッシャーがかかるやらです。

 ……あれは『あっぱれ!天下御免』のノベルスがひと段落した頃。
『あっぱれ』のメーカーさんからお声をいただき、新作ゲームのシナリオのいくつかを書かせてもらうことになりました。

 五月にメーカーさんと打ち合わせ。七月いっぱいまで、かなりの量をこなさないといけない様子。久しぶりのゲームシナリオ、俺の腕は鈍っていないだろうか、実際かなり鈍っており、メーカーさんからは『軸がぶれてるぞ!』とのお返事をもらった事も。

 打ち合わせの際にいただいた一冊の企画書、そしてじゃんじゃん送られてくる設定にプロット。こりゃちょいちょい指定されたパートを書くだけじゃないぞ、かなりの大仕事だ……。
 それが『幻奏童話ALICETALE』でした。
 
 おとぎ話のスキルを身につけた少女達対おおかみ軍団!

 変身童話アクションラブコメ! 盛りすぎた!

 時はまさに、狼男と人間のハーフの子供の映画が上映されたり、毎週日曜の朝は、狼男が五人の女の子にいたぶられたりと、ちょっとした狼男ブーム? それに童話の世界をダークなアクションに仕立て上げたハリウッド映画もちらほら上映されてるし、絶好の機会では?
 
 早速図書館でグリム童話の資料を集めたのだが、読む暇もなく執筆開始。徐々にキャラもつかめ、筆が乗ってきた頃には全工程終了といういつものパターン。

 その間に、メーカーから公式発表があって、俺の名前もクレジットされていたので、ここで紹介してもいいかと思ったのでした。

 
 プロモまで出来ていた! なんだかイラストに色と動きがつくだけで抜群に面白くなっている! しかし、俺のシナリオはこれに見合う内容になっていたのだろうか?

 発売は10月とまだ先ですが、今後も宣伝していくつもりなので、どうぞよろしくお願いします。

 

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・重い、雨で湿気が多いからか、じとじとと体が重い。
夜勤明けで、いささか体が休息を求めているからでもあるが、子守をしないといけないので、なかなか休まらない。

 あぁ、今日の夕飯なんにしよう。自分一人だけならお茶漬けでも軽く食したいところ。 週末、思考がストップするダメ主夫である。

 そんな時、家人が外食に行こうと言い出した。それはいい、実にいい。

 むしむしした家を出て、雨の中どこかに行くのもいいもんだ。家人もまた、そう思っていたようだ。
 で、何を食べるか? うちは家族が多いので、なかなか意見がまとまらない。
 回転寿司にしよう、ということで、行ってみればずらり、と空席待ちの人の山。こらアカン、そしたら、あてなく車を走らせて、なんとなくいい感じのところで食うぞ、いいか?というこちらの提案にみんな渋々ながらも乗ってくれたので、再び雨のドライブへ。

 イイ感じの飲食店とはどんなものか? 寿司屋か、パスタか、食堂か? ぶらぶらと道を走らせていると『鳥』の文字が。ヒッチコックではない。焼き鳥屋だ。総意や最近食べてないな。じゃあ行くか、と入ったのが岸和田にある『鳥いちばん』。焼き鳥と釜飯がメインとのこと。
 待つことなく店内に入って驚いた。
 注文はipadで入力しろ、だと?


 和を基調とした店内にハイテク機器が置かれている実にアンバランスな空間。最近、居酒屋でこういった端末による一括注文があるのは知っていたとは、まさかipad とは。ジョブスもこういう使われ方をしているのを知ったら喜ぶだろうよ。
 
 そして注文をして出てきたのが


 ネギ地獄!

 から揚げと、鳥バラ肉を醤油で炒めた……名前忘れた。けど、ゆず胡椒でつけると絶品だったので、もう一つ追加してみる。から揚げもやわらかくて食べやすい。
 それにメインの焼き鳥も、釜飯もどれもこれもうまい。
 むしむし(虫虫)した気分を鳥がぱくりと食べてくれたような、そんな週末。
 いい気分だったので、珍しく今回は食べ物の話を書いてみました。
 

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◎うららかな初夏の日、といいたいのですが、竜巻やらヒョウが降ったりやらで、一体今が何月なのかよく分かりません。昨日Tシャツ、今日長袖、といった塩梅で、天候も不安定です。

 そんなある日。仕事を終え、次の仕事先に向かう前に一旦帰宅しようと思ったときの出来事。その日の朝は職場の蜂の巣を四つ叩き落し、蜂の復讐を恐れながらの帰宅だったのですが、信号待ちをしていると、蝶々が腕に止まって来た。何たるメルヘン、蜂の次は蝶か、俺も蝶に好かれる人間になったのか、もしくは虫以外に好かれないということか。信号が変わるまで、蝶は腕にじっと止まっておりました。

 蝶と別れしばらく進むと、道の真ん中に大きな石が転がっておりました。
『危ない!』
 ハンドルを切り、何とか石を踏まずに済んだのですが、踏んづけでもすれば大変なことになっていました。振り返ってみると、石ではなく、亀だったからです。手足を、頭を引っ込め、じっと道の真ん中で微動だにもしていません。このまま見過ごすか、しかし、いつか車に惹かれてぺちゃんこになってしまう。そういえば、祖父が家の前で潰れた亀を供養したことがあったなあ。

 交通量が少なくなったのを見計らい、亀の元へ。見れば、すでに轢かれかけていたようで、甲羅の一部が割れ、出血している。よくは分からないが、瀕死状態かもしれない。しかし、獣医を呼んで亀を診てもらうにも、近くに心当たりがない。こちはバイクなので、そう遠距離は運べない。といって家に持ち帰っても……。そこで、近くの川か池に放してやることにした。もし死ぬとしても道端で無残に潰れるよりも、水辺の方がよかろう。
 幸い、近くに柵で囲まれた溜池があったので中に入ってみると、周りはゴミ溜めのようだったが、池には亀や魚が元気に泳いでいる。余計なお世話かもしれないが、今は血をふき取って亀をそこに置いてやる事ぐらいしかできない。
 しばらくすると、モゾモゾと甲羅が動いていた。死んではいなかったようだ。
 大きさや甲羅の汚れ具合からするとかなり高齢の亀のようだ。後は自然治癒ができれば、と祈りつつ俺は帰路についた。

 そんなことがあったからか、否、実際にはそれ以前から無償に特撮リボルテック・ガメラが欲しくなった。先日からのアマゾン特リボ大安売りの影響もある。
そこで、次の仕事に向かう途中、家電量販店に行ってみた。ガメラは無かったが、亀と同じく縁起物の動物である龍、をモチーフにした仮面ライダー龍騎のSIC極魂が悲しいぐらいの値段で叩き売られていた。タバコの新星と同じ値段。エコーより10円安い。
相棒の仮面ライダーナイトも同じ値段で売られていたので購入。ナイトはともかく、主役の龍騎が投売りとは……。まあ、安いし、ぐりぐり動くので遊び甲斐はあるのだが。



 まさか、これが亀の恩返しではないだろうな。いや、とはいえ、別に俺、もっとでかいサプライズとか竜宮城的なイベントとか、期待してませんから! ホント、日々慎健康にましやかに生きてさえいればいいので! でかい金が転がり込むとか、お地蔵さんが正月の用意を一式持ってくるとか、空から女の子が降ってくるとか、そんなことちっとも期待してませんから!
 という、蜂に始まり、龍(蝙蝠)に終った一日でした。串本で見た海亀もでかくてかっこよかったなあ。
 

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◎ 何度か書いてると思うし、書いてないかもしれないが、うちの家族は一度気に入った場所には近いうちに再び行くという変な癖がある。まあ、次の外出先を選ぶ手間が省けると申しますか、よほど気に入ったと申しますか。

 一昨年は見え、昨年は名古屋でした。とにかく、二度も訪れると『もう行きたくない、すっかり堪能したよー!』てな気分で帰宅するのです。

 世はまさに黄金週間真っ只中。どこかにいってみるか、俺頑張ったから近場なら一泊できるぞ。そこで家族の要望は『白浜にある変な形のバーバパパの家に泊まりたい』とのこと。白浜には三月に日帰りで行った。アドベンチャーワールドで動物を堪能してきた。そこで今回はアドベンチャーワールド以外の南紀白浜を堪能し、一泊して帰ろうじゃないか、ということに。

 でもあの周辺で遊べるところってやっぱりアドベンチャーワールドしかないわけで。
 目的を『もっと動物たちに餌やりがしたい』にチェンジし、宿も予約し、阪和道に乗ったのだが。その日はあいにくの曇り空。時折小雨もぱらついてくる。『どうする? 今日は近場の屋内施設で遊んで、アドベンチャーワールドは明日にするか?』


 ハンドルを握りながらの葛藤。雨の日に、サファリに出ている動物なんかいるわけがない。楽しさ半減、いやそれ以下だ。しかし、雨も振ったり止んだりの繰り返しで、それほど強くないので、アドベンチャーワールドへ強行。連休中ということもあり、雨の日でもそれなりに人が多い。俺みたいにどうにもスケジュールのきかない大人たちが泣きながら来ているに違いない。時折降る雨は涙雨だったのか。

 つい最近来たばかりなのに、動物に会うとなぜこうもテンションが上がるのだろうか? かつての狩猟民族の血が騒ぐのか? 単に普段見れない動物たちを間近で見れるからなのだが。今回は贅沢にカートを借りて、ゆっくりと回ることにする。





前回できなかったキリンの頭と象の鼻をなでることにも成功。





黒サイにも餌を与え、エミューには腕をつつかれもした。ライオンは眠っていた。

 サファリを回ってからは、これまた前回と同じくパンダを拝んで、ペンギンとシロクマ(おぉ、『シロクマカフェ』)を眺めてから宿へ。




雨がきつくなったので、動物ふれあい広場にはいけず。個人的に大好きなコツメカワウソの群れを見れなかったのと、スタンプラリーが完成できなかったのは残念。

 土産物屋では海の守り神、シーバトロンに続いて陸の守護神アニバトロン、それに黒人と老婆という組み合わせがある世代には強烈なインパクトを残した『那智黒』の、CMパネルが。




この2人は一体何者だったのか? おばあさんは元ヒットラーの部下で黒人と組ませて『ナチ黒』という洒落ではあるまいな。絶対違うな。

 そして『バーバパパの家』みたいな宿というのは、アドベンチャーワールドからすぐ近く、周辺を取り仕切る『とれとれ市場』系列のロッジ『とれとれビレッジ』! そのユニークな形状が人気なのか、予約もほぼ満室だった。

 コンクリ製のパオというべきか。中に入るとベッドでイッパイイッパイ、ユニークなビジネスホテルといた雰囲気で、広くはない。

 施設内にあるレストランのバイキングで、食べきれないほどの海の幸を堪能し(あぁ、てんぷらと刺身を残したのがもったいない)、温泉につかり、旅の疲れと、満腹の体を癒す。

 余興として、クリスマスのようなイルミネーションも。

 翌日は打って変わって五月晴れ。さあ、どこへ行こうか? 那智の滝に行きたいが、昨年の水害に昨日の雨もあったので、今回はパスして串本の海中公園へ。白浜から海岸伝いに一時間強。幼い頃に行った時は海中展望塔がぽつんとあるだけで、海も濁っていたので、あまりいい思い出はなかった。しかし今では水族館もできているということで、それなりに楽しめるのではないか?

 水族館自体はこじんまりとしているが、近隣の魚介類や、海がめの飼育に力を入れており、見ていて飽きない。それに海底トンネルでは、頭上をマグロやエイが飛ぶという、まるで石ノ森漫画のような体験もできる。

 お目当ての海中展望塔も、周辺で珊瑚の繁殖をしているからか、海の水が綺麗で、魚たちがうようよとしていた。

 そして近くの岩場ではヤドカリやウニ、それに、モズクガニが。
 磯遊びができただけでも、来てよかったと思えた。また行きたい、というかカニをもっと取りたい。


 そして、帰路に着いたわけだが、FMから流れる特撮ソングを聴きながら、徐々に明日からの仕事のことが甦り、体が重くなっていくのだった。俺の連休は二日で終った。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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