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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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・そういや、11月は神社いったり写真スタジオ行ったりと忙しい時もあったなあ。七五三のシーズン、いや、ややずれてるかもしれないけど、恒例京都みなみ会館、超大怪獣大特撮大全集は『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス』『小さき勇者たちガメラ』のちびっ子の出演者が多ければ、主演怪獣もちびっ子という二本立て。


  
『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス』は、10周年を迎えた円谷プロが真に子供のために作られたオリジナル怪獣映画。国の税金で飼われているダイゴロウを巡る処遇と、大星獣ゴリアスとの対決を映画いた作品。ダイゴロウを助けるために奔走する子供と大工の熊さん、発明おじさんのピュアな大人たちに対し、これ以上税金を使わないために、成長を止める薬品を投与されるダイゴロウ。ところがゴリアスが現れると逆にどんどん食べて大きくなって戦えという役人(大人)の身勝手さ。人間のエゴと環境問題をさらりと入れつつも、あくまでもファンタジックにコミカルに描いていく。
 江戸落語と怪獣映画の奇跡的な融合。細かすぎてわかりにくい、自然な合成に大ミニチュアセット、実物大モデルの効果的な活用ととにかく最所多、子供も大人も楽しめる内容。


『小さき勇者たちガメラ』は今のところ、最新のガメラ映画であり、怪獣映画。平成3部作へのアンサーのような、昭和テイストを残しつつも新たな作品に仕上がっている。伊勢志摩の美しいロケーション。作りこまれたリアルに日常に侵入する怪獣ジーダスの異様さと恐怖。だからこそガメラの登場にほっとするところもあり、応援したくもなる。


 
 名古屋でのラストバトルは怪獣映画史上最高ではないかと思われるぐらいの、逃げまとう群衆の中、行われる阿鼻叫喚の対決。子供向けだからと言って手を抜かず、怖いもの、楽しいもの、可愛いものをきちんと描いている。


 
 2本にはちびっこ怪獣である以外にも、海から敵がやってくる(海を見て敵を感じるシーンがある)とか、怪獣を成長させて敵にぶつけようとか、仮面ライダーのおやっさんポジションとか、共通点が多い。


 子供らも喜んでいたので、怪獣映画って色褪せないものだなと思ったり。


 いやいやそれよりも問題は。


 翌日行われる田﨑竜太監督トークショーの聞き役を任されたことだ。主催者側の気の迷いなのか、自分に務まる役なのか? 『小さき勇者たち』はもちろん、平成ライダーの立役者でもある田﨑監督と俺が? 困った、でも引き受けないと面白くないじゃないですか。自分を谷底に突き落とす気分で挑みました。


 そして当日。娘と、そしてよく見知った方の大勢いる中、トークショーが始まる。田﨑監督と打ち合わせしてよかった。監督は実にうまくリードしてくれて、それに何とか乗ったという感じ。こうなりゃ知り合いも多いから、客も巻き込んでいまえ、敵だと思ったけど、味方につけてしまえ、それとライダーの話をすると長くなるのでやめておこうと思ったけど、やっぱり出てしまう! 
 『小さき勇者たち』のメイキングを基本に、特撮と本編は根本から全く違うこと、フィルム撮影とビデオ撮り、そして怪獣愛。そして監督の原点は子役だけを使ったギャング映画『ダウンタウン物語』ということ。まさか後年子役を使う仕事が多くなるとは。それとエレキングが好き。『小さき勇者たち』は念頭に『モスラ』があったとか、ラストのリレーシーンを引き立てるために、逃げまとう群衆のシーンが多くなり、怪獣映画史上最多のエキストラシーンが撮れたかもしれない、とか。田口と師尾さんも石丸謙二郎さんも怪獣愛の人だったとか。監督の口からハサミジャガーの名前が出た時はうれしくなりました。やっぱりライダーの話じゃないか。


 初のトークショー司会、何とかやり切ったという感じで、ここで改めてこちらの失礼にも気さくに応じてくれた監督と主催の(株)キャストさんとみなみ会館さん、それにつたない司会をあたたく見守ってくれた観客の皆さん、ありがとうございました。それに、最後まで付き合ってくれた娘にも。


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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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