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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 正月もすっかり明けてました。

 
 今年は物書きとして邁進したいですね、って毎年言ってますな。そろそろ家族に見限られるんじゃないかとハラハラしてます。
 前回、海外で公開された日本映画、特に怪獣映画のポスターですが、これがめっぽう面白かったので、紹介したいと思います。
 いやしなくてもいいんだけど、もうめちゃくなので。
 もう面倒なので、海外の珍しい怪獣映画のポスターは『珍ポ』と略します!

では数が多いのと、疲れ切ったのでサクサクいきます。
まず東宝映画から。

 
ゴジラ1954、イタリア版。日本のスチールを使ってますが、電車忘れてます。右はどこで暴れているのか?



ゴジラ1984年のパキスタン版。
日本版に忠実だが、両端の男女と中央の首なし男はなんだ?


ゴジラ対ヘドラ、イタリア版。ヘドラは何と戦っているのか? 右のロビーカードには韓国の怪獣ヨンガリがいます。『怪獣はみんなゴジラやろ』という大阪のおばちゃんみたいな感覚をイタリアの人は持っているのだと思います。ゲームはみんなファミコン、ロボットはみんなガンダム。



  
左からイタリア、ドイツ、トルコ『サンダ対ガイラ』。『カタンゴ』って誰?
  
ざっくりしたフランス版とかっこいいドイツ、そして知らない怪獣が暴れてる『怪獣大戦争』
イタリア版『ラドン』、もはや別物。右もドイツのラドン。ガッパじゃねえか。しかも『大阪から来た怪獣』みたいなこと書いてるけど、ラドンは阿蘇山生まれ。

   
今年で50周年の『宇宙大怪獣ドゴラ』。左は日本のスチル。こんなクラゲみたいな怪獣ですが、公開前は中央のようによくわからない形にされており、そしてイタリア版ではドゴラの代わりにゴジラがいます。イタリーはおおらかだなあ。



イタリア版『キングコング対ゴジラ』にはゴジラがいません。

こっちにはゴジラっぽい怪獣とキングコングがいますが『怪獣総進撃』のイタリー版。ゴリラいらねえじゃん!


こっちにもキングコングがいますがこれは『南海の大決闘』イタ版。お前いらねえじゃん!
イタリーはポスターにゴリラかいときゃ怪獣映画だと思ってくれるのか?

 
次に日活唯一の怪獣映画『大巨獣ガッパ』イタ、ドイツ、チェコ版。
ゴジラはじめ東宝怪獣が勢ぞろいしてますが、ガッパです。そうだと思います。もう自信あなです。

      
次は東映映画。『仮面の忍者赤影』はなぜか『ワタリ』として輸出。海外版DVDも出てます。
    
時代劇プラス怪獣ものという『怪竜大決戦』、左のスチールのように、敵味方が大ガマと竜に化けて戦います。が右の台湾版では忍者ものというよりカンフーものみたいになってます。誰ですか、皆さんは? ちゃんとやろうよ。

『黄金バット』イタ版は、スパイブームに作られた犯罪映画みたいでかっこいい。
  
みんな大好き『宇宙からのメッセージ』仏版。
あなたたちは誰ですか?
テレビシリーズ『宇宙からのメッセージ銀河大戦』はフランスで大人気だとか。じゃあちゃんとしましょうよ。
  
 日米合作映画『海底大戦争』伊版。作品イメージに忠実ですが、半魚人デカすぎ。


これはイタリア語で『震度10』とかいう意味なので、パニック映画か何かと思われるでしょうが正体は


『恐竜・怪鳥の伝説』でした。恐竜いねえじゃん! 戦闘機なんて出てねえよ、村の消防団ぐらいしか出てなかったよ! おそらくラストの富士山噴火シーンを見て地震映画っぽいタイトル付けたんでしょうね。おおらかというか、おおざっぱ。

最後に

戦争映画っぽいポスター。丸い怪獣が飛んでますね。
 
これも同じ映画のポスター。今度はひょろい怪獣が二匹。
 

これも同じ映画のドイツ版。ガメラが出た、そう、ガメラ映画です。でも『ゴジラ』って書かれてある! むごいジャーマン!
 
正体は『ガメラ対バルゴン』でした。分かるか! 確かにひょろい怪獣と丸い怪獣出てるけど、分けることはないでしょうが!
 
       

つかれた。最後の最後に、右と左の映画は同じ作品です。ガメラいねえし、もはや別の映画じゃん。イタ公、ちゃんとしろ。

つかれた、俺は新年から何やってるんだろう。
上は怪獣の七夕祭り。ガイラだ、子どもたち逃げて、イエーガー!

 ということで怪獣も出てくる電子ラノベ『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』
をよろしくお願いします。

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いよいよ今年もあと数時間です。
 まさかの奈良移住など、大きな出来事がありましたが、私も家族ものんびりとやっております。
 今年は結局何も発表できず、自分では『準備の年』だと思っているのですが、このまま芽が出ず腐ったら、もうおしまいかな、と思っております。ただのおっさんに戻るしかないね、家族に迷惑かけまくって生きてますので。

 今年のベスト映画はパシフィックリム、地獄でなぜ悪い、ジャンゴ、クロニクル、アイアンマン3でしょうか。
 ベストオモチャはモンスターアーツゴジラ1964、ベスト漫画は『プロレス地獄編』(宝島社)『闘飯』(双葉社)でしょうか。
 ウルトラ怪獣500シリーズは、今まで出なかったようなマイナーどころもフォローしてくれたので、ぼちぼち集めてます。まさかミラクル星人、モチロンが出るとは思いませんでした。
 今年最後のオモチャは『キングザウルス三世』でした。

忘れてた、来年『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』が発売、というか配信ですので、よろしくお願いします。すごいのができそうですよ。

 ということで、世界各国のゴジラ映画のポスターで今年を閉めたいと思います。
 来年もよろしく。というか、バリバリやっていきますぞ。
 

 ポーランドの『ゴジラ対ガイガン』
  イタリアの『ゴジラ対ヘドラ』


 イタリアの『ゴジラ対メカゴジラ』には、アンギラスと映画に出てないゴロザウルスが。しかも二匹ずつ。

誰かわからないアフリカのゴジラ。
チェコのゴジラ。
 メキシコの『南海の大決闘』。写っちゃいかんのがいる。お前会社違うやろ。

カストロ大好き、キューバの『座頭市』
 おしゃれな東ドイツの『七人の侍』
 猿なんか出てたか? アフリカの『ジャックと悪魔の国』
 シュールすぎて内容が分からないチェコの『羅生門』

最後の最後におめでたい画像で新年を迎えましょう

平和だなあ

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・あれやこれやと種まきをしているものの、全く芽が出ないとはどういうことだ、そろそろやばいぞ、裏の世界で俺に金を掴ませてはいけない密約でもあるのか?
 そんな時、不意打ちのごとく、発表がありました。
 ゲームメーカーサクセスが興すラノベ電子書籍

『Super Lite文庫』

が創刊!

 創刊メンバーの一人として『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる』を書いてます。

 電子書籍とはいえ、文庫一冊分のボリュウム、まだ準備中ですが、詳細が明らかになり次第、お伝えしたいと思います。

 
 作品紹介にあるように今回は『燃え萌えミリタリー』もの。最近はやりの戦車とか戦艦とかのあれ。なんですが、それを少し崩した感じになっております。
 解説にあるように、怪獣とか、怪獣とか……。
 今年の夏、我々を熱くさせた海の向こうからやってきたあれに対するささやかな、日本からのアンサーになっていれば、と思います。
 
 とにかく『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる』をよろしくお願いします。
 よく考えたら、久々のオリジナルだった……。

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 山は段々と寒くなってきております。月が変わり、いよいよ石油ストーブをつけることになりました。ちなみにストーブも炬燵も、前の住人さんが残してくれたものです。
 
 夜道を車で走っていると、道端で何やら丸いものがもぞもぞと動いておりました。
 猫かな? そう思い車を止めてみてみると、どぶ板の隙間から顔を出した狸でした。不鮮明ですが、山に来て初めて生の狸を見ました。
 山の話はここまで。
 基本的に、映画の感想文は劇場で見たものが多いのですが、今回は微妙に複雑な経緯がありまして。
 『劇場で見ようと思ったら、ソフトで先に見てしまった映画』と申しましょうか、そんな作品のお話。
 以前からなんとなく『すげえ!』という評判をネットや雑誌で目にしてきた映画『クロニクル』。いよいよ日本公開! と思ったら東京のみ。ところが、『見たい!』と思ったのは自分だけではなかった。その評判のよさに、拡大公開が決定! やった、これで見れるぞ、と思いつつも自分は原稿やらなんやらで、なかなか時間が取れず。
 ようやく時間が取れそうなその時、気になってソフトの情報を見てみた。アメリカでは二年前に公開しているのでソフトが出ているはず。とはいえ、ソフト化されてるとはいえ、日本語対応はしていないだろう、あくまでもチェック、チェックね。と思ったら、イギリス版はばっちり日本語対応していた、字幕はもちろん、吹き替え付きだ。しかもアマゾンでも取り扱ってるし。しかし、劇場は一律1000円、まず劇場で見てからソフト購入を考えるべきでは?あ、オークションにも数点出てるな、これは安いぞ……。
 落札してもた。
 そうこうしているうちに結局時間は取れなかったので結果的によしとしました。チョイ複雑な気分ですが。
 そして、届いた『クロニクル』を見る。さてどんなものか……。
 イギリス版のジャケットは浮遊する人物がぼやけた感じで写っており、実に謎めいて見える。
 映画はいわゆるモキュメンタリー、疑似ドキュメンタリーの体裁をとっております。主人公の少年がビデオカメラを買って日常を延々と撮影しています。お母さんは病気で寝たきり、お父さんは無職で酒びたり、学校ではいじめられ……そんな悲惨な日常。彼がなぜそんな日常をビデオに収めようと思ったのか、撮影して世間に知らせたかったからか、日記代わりなのか? その辺は説明されていません。
 
 そんな少年がある日、ひょんなこと(実はものすごいことなんだが、そこはさらっと処理)で超能力を身に着けてしまう。その現場に居合わせた二人を含めて、徐々にその能力をコントロールし、高めていく……。
 初めはボールを止めたり、スカートめくったりといういたずらレベルの能力の使い道が、やがて自分をコントロールして飛行能力や強大な念動力へと変わっていく。
 やったぜ、これでみんなで南の島まで旅行に行けるぜ! なんてはしゃいでいたのですが、やがて仲間の間に亀裂が入り、能力をもってしても何もできない現実に嫌気がさし、主人公は次第に荒れ、その力を誤った方向へと使用していく。
 その様子を主人公のカメラがあるいは途中で知り合った女の子のカメラ、そして防犯カメラ、車載カメラなどの映像で綴っていく。『常に誰かに見られている』のだ。
 現実に対し、能力を爆発させる主人公に『キャリー』を、そして初めは楽しく能力を使っていたのが、そのせいで状況が悲惨になるさまは『X-MENファーストジェネレーション』を思い出す。
 おもろうて、やがて悲しき超能力。カメラは冷徹までに、その様子を捉えていく。
 
 実際、突然超能力を身に着けたら? 世のため人のために使ってヒーローになることもなく、その力を持て余してしまうかもしれない。ビデオによる記録映像という設定が余計に生々しく感じる。
 しまった……劇場で見たらよかったと思いつつ、いやそれでもこれは今年のベストに入るおもろい映画だった。超能力ドキュメンタリーというアイデア一発勝負ながら緻密なVFXがものすごく自然に見えて、リアルなウソを演出している。
 日本でいえば『厨二病をこじらせる』といったところだろうが、過ぎたる力を持ったものの宿命を、残酷に、そして現実的に描いているのですな。
 
 そして、これを見終わった今週末、来月日本版が出ることを知る。まあ、いいさ。
 面白いので、もっと多くの人に見てもらえれば、と思う。
 疑似ドキュメンタリーといえば、これまたソフトで見た『トロール・ハンター』も傑作。フィンランドの妖精トロールを醜悪な怪物に設定し、それを狩るハンターとの対決を描く内容。ドキュメント(もどき)の臨場感が怪物映画とマッチしており、しかも出し惜しみせずにトロールが堂々と登場、最後にゃ怪獣サイズの奴が出て来るもんなあ。

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 あれを終わらせ、これの仕上げも済ませ、返事待ちがいくつか……。海に帰ったウミガメの子供のように、この中のいくつが無事に成長し、再び陸に戻ってくるのか? そんな『待ち』の毎日。
 
 それはさておき、明日10月27日、文化放送『大人ファンクラブ』のラジオインタビューを受けました。これまた、作家としてでなく以前受けた雑誌取材と同じく、というかそれ経由で『都会から田舎に引っ越した人』としてでした。
 今秋、電話でインタビューを受け、明日オンエアだそうです。
 なぜ引っ越そうと思ったのか、どんな環境か、家族のリアクションは? などなど、しどろもどろに、極めて聞きとりにくい低音で答えているはずなので、お暇な方はどうぞ。もちろん、自分は放送圏外に住んでいるので、リアルタイムに聞けません。
 しかし、後でよく考えたら、インタビューはぶっつけ本番でして、喋りの素人であるこちらとしてはトチリまくるかもしれない。その辺を汲んだ上でうまくお話を聞き出してくれたパーソナリティさんには大感謝です。
 
 まあ、特にこれといって面白いことも言ってないですがどうぞよろしく。
 惜しむらくは『お仕事は?』と聞かれ『介護職です』と答えたことだ。間違ってないが、胸張って『作家です』となぜいわなかった?

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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