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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 SUPERLITE文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』BOOK☆WALKERさんに続き、kindleでも発売開始! 電子書籍のいいところはかさばらないところさ!
 これで、これでとりあえず、すべてが終わった。あとは大勢の人に読んでいただき、面白がっていただければと思います。
 今までいろんなこと書いたので、もう書くことがあまりありません。
 海辺に眠る61式戦車と、海底で眠る巨大怪獣が目覚め、激突するという、ミリタリー怪獣ラノベです。
 イラストは本当に素晴らしいので、それだけで購入していただければと思います。

 自分でも怪獣ものを書けるとは思いませんでした。去年の『パシフィック・リム』、そして今年の『ゴジラ』に挟まれるように、ひっそりと発売されるのは幸いなことです。
 海を渡ってくる怪獣映画に対しての、ささやかながらのアンサーのようなもの、になっていればいいのですが。
 日本でもようやく発売されたゴジラ人形。あー早く見たいぜ! 評判よすぎなので、かえって怖い。
 

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・特撮怪獣ミリタリー電子ラノベ『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』
BOOK☆WALKERさんで絶賛発売中。専用のアプリを入れたら、PCでもスマホでも見られます。場所をとらない電子書籍、電子ロボット! kindle版はもう少し待っててください。



 よみがえった怪獣プテリギオン、日本を強襲! 迎え撃つ世界の精鋭、そしてポンコツ戦車! といった塩梅。イラストは大ヒット『艦これ』 ノベライズ でもおなじみのgump.さんなので、今のうちに便乗しておかないと。もう、『バカ戦』も艦これでいいや。
戦艦でないけど。




 実際発売されたけど、紙媒体じゃないので、いまいち実感がわきませんな。
もしこれが好評だったら紙にしましょうよ、紙に。と本末転倒かつ、手間のかかる提案。




 しかし今年は『バカ戦』を書いたおかげで、ラノベ関係よりも怪獣関係の知り合いがグン、と増えた。
 色んなご縁が縁を呼び、今こうしている。損得抜きで、こういう関係は大事にしたいと思っております。




 そんなご縁でFMあまがさきの番組『イチロー先生と片山由美子の子どもの世界』にゲスト出演しました。お二人とは4月の『怪獣市場』のトークイベントでもご一緒させていただき、その時にオファーをいただきました。



 いつものようにバイクに乗って尼崎まで。
 時間があったので、近隣の商店街を巡ってみましたが……いい感じの古本屋を一件見つけたのみでした。




 ラジオ局は尼崎駅のすぐ近く、アルカイックホールの中にあります。あぁ、俺、観月ありさコンサートここで見たわあ。『顔ちっちゃいなあ』としか覚えてませんが。



 思えば初めての放送局であり、初めてのラジオ出演。スタッフさんが慌ただしく動き回る中、フロアに通され、簡単な打ち合わせの後、ヘッドホンをつけて……。



 とにかく無我夢中でした。ひょっとしたらお二人の質問に『はい、そうですね』としか答えていないのではないか、そんな中ラノベとは、電子書籍とは? 『バカ戦』とは?
 などなどを喋ってきました。 これで尼崎地域で『バカ戦』の売り上げがほんの少し伸びればなあ、と思います。



 後がない人間なので、こいつがうまくいってくれないと、という思いは毎回あります。
 ことごとく企画が蹴られまくっている中(企画を蹴った人間の足が曲がればいいのに、とか思いませんが)、奇跡的にうまくいった、大事な作品であります。




 



 緊張しないようにポピー、キングザウルスのゴジラを持参。原坂先生に一目で見破られました。 片山さんはヘルパー2級の資格を取ったとのことなので、『俺もなんです』と、介護話。
 



 
 思えば名著『大特撮』スタッフと『ジャイアントロボ』のU5に挟まれていたのか。えらいこっちゃ。






 放送は終わりましたが、水曜日に再放送があるそうです。インターネットでも聞ける、と知ったのは放送後のことですが、お時間のある方はぜひ、私があわてふためいてる声をお聞きください。そして興味があったら『バカ戦』もよろしくお願いします。



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・怪獣の夏! すっかり7月になってしまい、月末にはあの怪獣王がアメリカからやってくる! 
 迎え撃たんかのごとく、週末は寝屋川に繰り出し『大阪怪獣談話室』で、だらだら怪獣おっさんトーク。楽しかった!    


 いやいや、それもあるが、ついにSuperelite文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』が今日発売になりました! とはいうものの、電子書籍という媒体なので、購入はPC、スマホからよろしくお願いします。
 公式サイトから、発売元のBOOK☆WALKERさんへピューッと飛んで行けます。

 かつて人類より制海権を奪い、深海に封じ込められた震海獣プテリギオン復活! 迎え撃つは四人の少女からなる『水際防衛隊』! さらに国際色豊かなキャストと、さらなる脅威、寄生獣ジャシール! 静かな漁村が世界を賭けた一大決戦の場になる!  
 という感じのお話です。

   
 ラノベ書いてて初めて『怪獣のデザインください』と言われました。これはこれで嬉しい限りです。画はうまくないですが、何とか書いてみました。
 プテリギオンは珍しいヒレ足怪獣。編集さん曰く『小さき勇者たちの親ガメラのごつごつ感に妖星ゴラスのマグマのプロポーション』、幼獣は『イリス幼体のかわいい感じ』だそうです。
 ジャシールは、『ゴジラ84』のショッキラス+『スターシップトルーパ―ズ』のわらわら群れてくる感じ。
 
 ダイオウグソクムシとかその辺の甲殻類をイメージしつつ、目は盾に参列と、石川賢チックな感じ。
 
 そして怪獣たちよりもさらに下手くそな主人公のイメージ。『最悪の状況でも不敵に笑みを浮かべ、どんと構えた感じ』にしたのは、漁村が舞台→土佐の漁村生まれの『侍ジャイアンツ』番場蛮のイメージ。色々と間違っております。
 こんな拙いイメージをものの見事に美麗なイラストに仕上げてくれた『艦これ』ノベルスでもおなじみ (いやらしい便乗)ユニットgump の杜講一郎さん、佐倉乎美さんさんに感謝、そしてこのような機会をくださった編集さんにも感謝です。
 ともあれ、久々のオリジナル長編『バカと戦車で守ってみる!』 をなにとぞよろしくお願いします。 と、今回は短めに。

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 大怪獣大特撮大ラノベ『バカと戦車(バカ)で守(や)ってみる!』。公式ページではカウントダウンと称して1、2話を公開中。いよいよだ、たぶんいよいよだ!
 
 いよいよやってくる怪獣の夏!
 梅田のTohoシネマズにはデカいゴジラもやってきた! 八尾の広告業者さんが作ったものだが、これがまたかっこいい!


 今春から怪獣人脈が増えつつある中、来月の新ゴジラのへの備えは万全、とはいえやはり月末は京都に行かねば! 
 ということでみなみ会館へ。どうでもいいお話ですが、行くたびに怪獣人脈が広がり、嬉しい限り。そして京都在住のポン友も子供を連れてやってきた。さすがである。思えば初のメジャー怪獣の上映じゃないか?
 そしてみなみ会館ロビーには、客の持ちより怪獣人形の天神が慣例化しつつある。
 それに女子率も高い! いいぞ怪獣女子!
 今日のプログラムは『大魔神逆襲』『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』の強力二本立て。 全盛期の大映特撮の神髄を見ることのできる組み合わせであります。
 
 
 いずれも何度も見た作品でありますが今回、久々に大スクリーンで見て、その緻密さ、怪獣映画ならではの説得力のある大ぼらを堪能することができました。
 奇しくも、先日『大魔神』はじめ大映映画で活躍された名カメラマン森田富士郎先生が逝去された。大学時代の教授である。まさか、これが追悼上映になろうとは。
 
 『大魔神逆襲』はシリーズ三作目。なにより、一年で3本制作したというからものすごい話である。お話は、隣国の大名に連れ去られた父親や兄弟を救いに旅に出る少年たちのお話。壮大なロケ(どこで撮ったんだろうか?)に、作りこまれたセットの中、少年たちの旅は決して楽なものではない。救う側、救われる側、双方に犠牲を出し、そしてついに魔神が動き出す。
 
 過酷な試練を乗り越えた人の前にだけ、神はその力を見せる、金色の吹雪の中、ゆっくりと地中から姿を見せる魔神の姿は圧巻。そして『もういいよお』と思うぐらいに、悪を追い詰めていく。魔神はゴジラと違い、身長が5メートル足らずなのでミニチュアも大きめのものが作られており、それがまた異様な迫力を醸し出しているのだ。
 
 一方『ガメラ対バルゴン』は、シリーズ最高傑作と言われる一本。子供が全く出てこない話で、悪党たちの欲望渦巻く物語が、日本を、いや厳密にいえば関西圏を戦場に変えていく。
 
 なんといっても見どころはバルゴンの荒唐無稽さの裏にある生々しさ、そしてその造形のかっこよさである。
 
 トカゲにトゲトゲつけただけのお手軽なデザインかと思いきや、大きめの頭から尻尾に流れるラインの美しさ。四足怪獣のシルエットをなるべく崩さず、のしのしと大阪の街を歩く回るふてぶてしさ。
 
 背中からの虹色殺人光線と冷凍光線が武器という、南洋生まれでそのスペックかよ? という怪獣ならではの荒唐無稽な設定でありながら水が弱点という生物らしさ。常に白い吐息をはき、その血液は紫で、傷つけば痛そうに長い体をしならせのたうち回リ、傷口は呼吸しているように開閉する。そして虹色殺人光線に誘われやってきたガメラが、虹に当たるごとに痛そうに悲鳴を上げる。怪獣であるとともに【生物らしさ】を打ち出していく、大映怪獣の特徴が詰まったように、細かな演出がなされていく。
 この作品ではガメラは人類の味方ではなく、バルゴンと同じく驚異的な存在である。なので、人類はガメラを当てにせず、ひたすらバルゴンせん滅作戦を詰めていくのだ。
 人工雨での足止め、人工ダイヤでの誘い出し、そして虹色光線を跳ね返すバックミラー作戦。致命的な一撃は加えたものの、あと一歩で終わってしまう。この時点でガメラが来なかったら人類はニューギニアからの呪いを受けて、日本は氷の国にされていたかもしれない。
 ガメラとバルゴンは戦う理由はない。むしろガメラはエネルギーの提供者であるバルゴンを倒すと不利なのである。それに二匹とも人類の脅威だ。そういうこともあったからか、自作からガメラは完全に子供の味方へシフト。これで怪獣対決にも理由付けができるということだ。
『大魔神逆襲』は『杉坊ったら、もう!』で、『ガメラ対バルゴン』は『小野寺ッたらもう!』な映画である。杉坊は足を引っ張るかと思いきやかなりの活躍っぷり。無邪気に侍の足を弓で射る、侍の飯を鍋ごとパクる! そして小野寺は清々しいまでに人間の屑!そのダイヤはお前のじゃねえ!


 どちらも『行ったらあかんところに行ったらアカン』話である。魔神のお山に入るな、虹の谷に入るな。その忠告を無視したことで、悲劇が生まれるのだ。そして二本とも雪と氷の特撮映画でした、レリゴー♪ 
 本格的に熱くなる前に見た、涼しい怪獣映画。そして来月は南の島の二本立て『モスラ』『決戦南海の大怪獣』であるが、いけるのか?

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・日に日に高まる『早くゴジラ見たいよ、なんで日本だけ二か月遅れなんだよ!』という思い。それを鎮めるための京都みなみ会館だったり、怪獣人脈だったりするんじゃないの。
 ということでSUPERLITE文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』いよいよ発売です。戦車美少女特撮怪獣昆虫日本酒ラノベであります。
 手元にチェック用原稿があるのですが、イラストがともかく素晴らしい。文章すっ飛ばしてでも見ていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 
 表紙絵もマイナーチェンジ! 
 
 思えば、これでいいのだ。パシフィックリムフィーバーから一年近く、今度のゴジラを迎え撃つように発売されるとは、何とも奇妙な縁を感じます。この怪獣ムーブメントにうまく乗って、多くの人に読んでもらえれば、と思います。
 
 ということで、すべての怪獣映画の元祖『ゴジラ』の4Kデジタルリマスターバージョンをようやく見に行くことができました。
 この機会にと、子供二人(下の娘はおばあちゃんと三度目のアナ雪)と怪獣映画にいつも付き合ってくれる空埜一樹先生と見に行ったのですが、劇場で八薙玉造先生とばったり出くわすアクシデント。ラノベ作家が三人顔つき合わせて『ゴジラ』! しかも朝イチ。


 パンフとドリンクは売り切れるかもしれないとい思って先週買っておいたのだが、十分売ってたよ! おかげでドリンクもう一個買う羽目になったよ! パンフレットは復刻素材も嬉しいが、デジタルリマスターとは何ぞや?という冊子もあれば完璧だったと思う。
 今回はデジタルリマスターということで『いままで細部がわかりにくいところがくっきりはっきり見えるよーん、音もクリアになって60年前の映画にしてはよく聞き取れるよーん』という仕様。おかげで、上映中はつい後ろの方ばかり目が行ってしまい、大戸島のおばちゃんが上半身裸で突っ立ているという、嬉しくない発見もあったり。
 しかし、先人たちがほめちぎり、あらゆるテーマで語られまくった感のある『ゴジラ』であるが、子供のころ見た時はゴジラなかなかでないし、怪獣一匹しか出ないしで退屈だった。すみませんでした。なので多くは語りませんが『やっぱりすげえ』映画でした。
 
 日常が徐々に非日常に変化する様子、伝説の怪物、怪しげ科学者、まるで無力な軍隊等々、すべての怪獣映画のフォーマットがこの一本に詰まっている。鮮明になった画面で、ゴジラはその巨体の黒味をさらに増し、のそりのそり、と東京を蹂躙するのだ。
 大戸島の伝説も、ジュラ紀の生物も水爆も、そんなこと知ったこっちゃない。そこに町があったから、歩いたんだ。それこそが『怪獣』の宿命であり、義務であるかのように。
 大量の後続を生むことになる日本怪獣映画、初代ゴジラは後進たちに『ええか、こうして壊すんやで』とお手本を示しているようにも見える。
 
 とはいえ、さかのぼって都市破壊怪獣映画の元祖『キング・コング』からの引用も多いんですが。ゴジラはコングから学び、そしてのちに相まみえたのか。
 しかし劇中ではゴジラが東京に上陸する確固たる理由が語られない。東京近海に現れたんだから東京上陸は必然ということなのだ。さしたる理由もなく、ただ文明を焼き尽くし、踏み潰すゴジラは怖い、そして黒い。
 
 暗闇にボウっと浮かぶ熱戦の白さも、着ぐるみよりも頭が大きいギニョールも不気味だ。
 
 あの何も考えてなさそうな目も、小さい手も怖い。生まれて初めて見た怪獣映画がこれだったら恐ろしく怖かったと思う。
 平成生まれの、映像ソフトを通してゴジラを体験し、ハリウッド版を心待ちにする子供らにはどう見えたのか、今夜、さりげなく聞いてみたいと思う。
 
 そして、初代ゴジラ以来何度目かの海からの脅威『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』も、合わせてよろしくお願いいたします。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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