作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 退院後、経過良好。びくびくしながらも食事が摂れる、感触を抑えて、やせた体形をキープ……いや、そんなことはどうでもいい。先週の土、曜日は京都みなみ会館へ。
先月は入院していて行けなかったので、満を持して、である。『ゴジラ対メガロ』『ゴジラFINALWARS』の軽快なアクション系ゴジラ2本立て。これは見たい、見ないと。それに、子供らにも見せたい。
しかし、なかなかスケジュールが合わないのと、いろんな要素が重なって、土曜日はバカボン大好きうちの長男とソラノ先生と京都へ。長男はドキュメンタリー『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』が見たいとのこと。中3が一人で初めて見る、ドキュメンタリー。しかし寡黙な長男は感想を漏らさず。その間、みなみ会館でとある企画を進行させ、その日は帰宅。 翌日、お泊り会帰りの娘を奈良に迎えに行き、次男も合流し、京都へ。大移動である。どうしようもない父親の、半分趣味みたいな映画に付き合ってくれる子供らに感謝。まだ怪獣映画を見てくれて嬉しいのです。何を上映するのかわからないけど、京都みなみ会館に行けば怪獣映画が見られる、そう思ってるようで、次男なんかは道中で何をやるのか知ったぐらい。それでも楽しみにしてくれている。
『ゴジラ対メガロ』は素晴らしいパッチワークの映画。よくライブフィルムと絡ませたものだ、と思う。怪獣タッグマッチはややダラダラしてますが、そこに至るまでも少し長く感じた。
『ゴジラFINAL WARS』はとにかくゴジラが轟天号憎さに南極から日本へ。ついでに怪獣をやっつけていく、穴だらけの大作戦。それでも付き合ってくれるゴジラは本当はいいやつではないか、そういえば『メガロ』の時も、初対面のジェットジャガーに呼ばれて日本に行くし。基本的にいいやつかもしれない。ひょっとしたらシン・ゴジラもいいやつかも……それはないか。 ちょっと帰りは遅く名たけど、子供らも満足な2本立て。娘は久々のくじで3回やって3回当たったから大したものである PR 実は、進んで怖いものを見に行く性質ではないので、ホラー映画の類はよほどのことでもない限り、見に行かない。とはいってもコメディ風味だったり、怖がらせる部分以外に見どころのあるものは見に行ったりするのですが、基本的に怖いものは怖い。
だから『VS』と付いてるだけで『貞子VS伽椰子』を見に行った。VSものですよ、楽しい映画に違いない。
しまった、本気で怖がらせに来る映画だった。最近ではすっかり愉快なキャラになっていた貞子さんも、ここで原点に返って、呪いを伝染させ、『呪怨』シリーズは見たことないけど、伽椰子さんも俊雄君も本気で怖がらせにきている。怖いじゃないか、当たり前だけど。
映画見ながら愉快なことを考えたり、怖そうなアングルになると身構えたりもしたけど、怖いものは怖い。
今じゃビデオデッキを探すのが大変そうな、呪いのビデオに、入らなければ大丈夫だけど、そうはさせてくれない呪いの家。どちらかの呪いにかかったなら、毒食らわば皿まで、いっそ両方の呪いにかかって、貞子と伽椰子に呪いのパイを取り合てもらって共倒れしてもらおうじゃないの、という内容。
貞子と伽椰子、両者の怖さを存分に見せておいて、お互いをぶつける構成は『キングコング対ゴジラ』にも似ている。
貞子も伽椰子も怖いけど、俊雄君が怖い。白塗りでニャーニャーいってるパンツ一枚の子供が怖い。何が怖いのかといえば、俊雄君はやってくるのではなく、すでにいる存在だからか。気が置けない存在である。あまりに怖すぎて、だんだん腹が立ってきた。
で、映画見る前に何となく予想していたことが当たってしまったので、製作者は俺の想像力を凌駕してほしい、と思ったけど、ああするしかなかったか。怖くて楽しい映画でした。 『病み上がり』という言葉はいつまで有効なのか、そんなことを考えつつ。
あれから、食事も流動食から、五分粥、全粥にステップアップ。食事を楽しみにしつつ、点滴以外は自由の利いた病院生活を送っていました。外出も入浴もできる。懸念していた腹痛の再発もない。そしてようやく食事も米飯になり先週の金曜、退院へ。いや、主治医の先生が『金曜はちょっと……じゃあ、今日する?』ということで、先週の木曜日退院しました。ご心配おかけしました。人生初の入院がこれほど長くなるとは思いませんでした。俗世間から外れた2週間でした。帰ってくると浦島太郎状態になるかと思いきや、そうでもありませんでした。
ネットやテレビでニュースや情報を得ることができたから、便利な世の中です。
退院した翌日、いつものメンバーに感謝を伝えたかったので寝屋川、怪獣談話室へ。そしてその翌日には、三和市場とらのあなでのトークイベント『エビ酒場』。病み上がりが1時間半エビ怪獣について語るという常識を逸した内容でした。
でも病み上がりといっても腹部の調子以外は普通だし、医師からは『食べ物にだけ気を付けて』としか言われてないので。早寝早起きの生活ペースにすっかり慣れてしまったので、夜遅くなるのがちょっと不安でしたが。
そして昨日、ようやく『デッドプール』を見る。末期ガンの傭兵がガン治療とともにスーパーパワーを得ることに……というアメコミ映画。しかし、デップーはそれだけで済まない。とにかくよく喋る、次元の壁を越えて観客にも話しかける山城新伍スタイル。そしてべらぼうに強い、死なない。それに下品だ。エログロナンセンスの三拍子そろったヒーローである。あのXメンメンバーを突っ込み役に置いて、彼は復讐のために悪を狩る。
R15作品ながらも、ひょっとしたら子供も見れるかな、と思ったけど無理でした。
とまあ、退院してからおもちゃ、怪獣、映画といつもの生活にすぐに戻り、これからも仕事をちょいちょいこなしていかないと。このたびはご心配おかけしました。これからもよろしくお願いします。たまったビデオ見ないと。
入院生活もこれで11日目。
人生でこれだけ、俗世間と離れた生活をつづけたというのも初めての経験。何事も初めて尽くし、見るもの、やることは新鮮なのも最初のうちで、次第に飽きて退屈してこないか、そんなことも考えたりもしたけど、今のところ、そうでもない。入院患者という立場に置かれると、先にも書いたとおり、俗世間から隔絶した存在になる。すると時間に追われない、もちろん仕事もできない。そうなると、なんとなく『入院時間』というものが体の中に出来上がる。時間に追われない、ただひたすら体を治すために時間を過ごす。そうなると、ヒマとか退屈という概念が生まれ来なくなってくる。これはあくまでも個人的な意見だけど、今しかできない経験だと思うので、それを満喫し、体調を戻したいと思う。 あれから絶食生活から流動食生活に変わり、口から物を入れて食することの有り難さを実感している。絶食時は、テレビで見る美味しそうなものを見て非常に空腹感を覚えたけど、流動食に変わってからはそういうこともなくなった。元々食に対して貪欲でもなく、食べられればそれでいい、というスタンスだったので、元に戻ったということになる。 今では外出も許されて、短い間だけど、外を出歩くこともできるようになった。これで入院生活にメリハリがついた。しかもすぐ近くにブックオフがあるから、安く本を買って病室で読みふけることも可能だ。腹の調子がおかしい以外はやってることは普段と変わらなかったりする。 ともかく、今は入院時間を過ごし、復活の日を待ちたい。ライフイズワンダフル。 この長い入院期間の間にハッとするようなアイデアがひらめいたり、別の才能が開花することはあまりなく、サクサク、がっつり読み込める映画秘宝系ムックと実話怪談を読んでいる次第。 それにしても、やっぱり、退院したら唐揚げを素手でつかんで食べたいな。 今からさかのぼること、ちょうど一週間前の土曜日・5月21日。猛烈な腹痛で目が覚めた。多分食べ過ぎなんだろう、腹さすって薬飲めばなんとかなる、と思いつつ、何とか眠り、翌日も仕事へ。
そういえば昨年も同じような目に遭ったことがある。しかも職場だったからあの時は本当に死ぬかと思った。でも眠れた。
そして、先週の水曜日、5月25日。いつものように夕飯を済ませ、家で仕事をしていると腹部に違和感を感じる。違和感は徐々に大きくなり、横になった途端猛烈な痛みになった。その間眠れたのか、気を失ったのかよくわからない。今だったら夜間の救急へ飛び込むか、いやいっそのこと救急車に乗るか? このままほっておくよりも、3度目の正直、きちんと原因を究明しないと、と思い、救急車を呼んだ。救急車が来たからと言って痛みが治まるわけでもないのだが、点滴に抗生物質で何とか落ち着く。そしてCTスキャンに医師の説明……色々あったけど、とにかく入院を告げられる。
人間、どこかをやられてしまうと、もう駄目なのである。クタクタでそれどころではなかった。それにほとんど一晩眠ってないので、とにかく眠い。夜が明けて木曜日、とにかくもうろうとしていた。それで、腹痛の原因は胆のう炎という事らしい。取り込んだ食物を堪能で小さくする?そうなのだが、それが機能しないままなので、いつまでも消化されず、腹が張ったような違和感を覚える、という事らしい。ひょっとしたら胆石の恐れもあるかも、である。
まずは絶食し、様子を見るという事らしい。そういう事なので、今も点滴をつけたままでいる。これがないと餓死してしまうかもしれない。不思議なもので、点滴生活を始めて四日、空腹感がない。水とお茶だけで何とかしのいでいる。入院2日目ぐらいまではよく眠っていたが、今では普通の生活サイクルで過ごすことができる。要は退屈なのだ。でもまあ、2週間予定の入院生活、何とか患部を直し、全快で復帰したいと、思う。
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カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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