作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 俺ではなく。 昨日はこの人の57回目の誕生日だった。 新作が毎年バンバンかかっていた頃は、梅田あたりでバースデーイベントやってたんだけどなあ。 毎年書いてるかもしれない、いやかいてるな。テレビの怪獣とは違った『特別感』、あの日コロタン文庫のUFO全百科を買おうとレジにもって行く途中に見てしまったファンタスティックコレクション。この人のおかげで、物を作る仕事に就きたい、と思うようになった、と思います。微量ですが。 『あぁ、今日誕生日だなあ』とか思いながら、家族の付き合いで出かけた先、とある子供服屋さんでなぜか、これと出会ってしまった。 57年前に初めて人類に姿を見せた時と同じモデル。 こりゃ運命だ、この人とはこれもずっと付き合って行くのだなあ、と思って購入。 これで二体目ですが。ゴジラだけはいくらダブっても構わない。 そろそろ新作が見たい、と思っております。 PR
◎フンヌー! 基本的に露出狂である自分はfbだろうが、ミクシーだろうがブログだろうが同じ文書を残さないと気がすまない性分であるので、うかつなことはかけない。いや、うかつなこと書いても誰も気にしないでしょう。有名人ではないが、物書きという表現者の端くれなもので。
『僕はー日曜日ーがないー♪』と歌っていたのは『グレートマジンガー』の兜シロー君。お父さんが多忙で日曜日も遊んでもらえない気持ちを切実に歌った『シローの日曜日』という歌の一説だ。俺も昨日は午後から仕事でした。分かるぜ、その気持ち。 昨日、職場で(これがもう、深夜まで……ってあまり介護関係の内情を書くと、それこそやばいので。まあ、夜勤ですよ)BS11で放送していた『ウルトラマンA タイムマシンを越えてゆけ!』を見た。なんだよ、たまに見たらこれかよ、という感じ。登場する超獣はダイダラホーシ。日本の昔話に出てくる巨人から取ったのだが。名前と顔が一致していないと申しますか。間抜け面に長い首、寸胴、頭には潰れた脳みそが乗っかったような装飾。そういうパーマのおばちゃんいるよね、という感じ。写真どうぞ、こいつ↓。 『どこが巨人やねン!』と突っ込まざるをえない姿。 お話は時空を超えて跋扈する超獣に翻弄されるTAC、そして舞台は奈良時代に移り、近代兵器のTAC対刀剣類の地方豪族(『戦国自衛隊』のようだ!)、そして大仏建立(ちゃんとミニチュア作ってますが、奈良の大仏なのか?)のタイミングを見計らうように現れるダイダラホーシ、噴火する火山(奈良に火山があったのか?)……と、書いているとウルトラで伝奇物をやるというすごく意欲的な作品のように思われるかもしれない。 でも、なぜ奈良時代からやってくるのか? 巨人伝説と超獣との関連性、大仏と火山は物語に必要だったのか? など、惜しいところが多数。 まあ、結局エースが超獣を倒し、奈良時代に残されたTAC 隊員を現代に連れ戻すという……シナリオでは『これがやりたいんだよ!』な部分がそぎ落とされたような感じ。でも嫌いじゃないです。タイムとラベルものとウルトラをあわせた異色編だと思います。でも、当時は怪獣番組粗製濫造、円谷も迷走していたのかああ、と思ってみたり。 オープンのあおりで逃げるダイダラホーシを捉えたカットは結構斬新に見えました。不細工やけど ◎ 劇場でこれ聞いた時は画のかっこよさと相まって体が震えた。
◎ごめん、と誰に詫びるのか? あの雑誌企画はしばらくお休みの様子。もっとやりたかったのだが、書き手と編む側で思いが合わなかったようだ。ラノベ業界からは遠ざかっていく中、いや、そうはなるまいと必死で踏みとどまりながらも、雑多に書き物仕事はこなしていこう。もっと頻度が上がればなあ。
◎そして『電人ザボーガー』である。試写で大興奮した俺は、先週、子供たちを連れて再びブルク7へ。 過去の作品を、昔のスタイルを崩さずかっこよく現代に甦らせた例としては96年の『ガメラ・大怪獣空中決戦』以来ではないだろうか?
リメイクに限らず、マンガの実写映画とかをやると決まって『主題歌は流行の歌手で。デザインは今風で』となるのだが、ザボーガーはそうはしなかった。笑われるかもしれない、でもやらないとダメなんだ。ザボーガーをザボーガーをたらしめる必要最低限の要素をぶち込み、見事に成功している。 実写『ヤッターマン』はそこら辺をきちんと理解した上で主題歌をガンガン流していた。逆に『あぁ、エンディングは嵐が歌ってたなあ』ぐらいにしか覚えていない。ジャニーズつながりでいえば放送前は非難轟々、ふたを開ければ『あら、いい感じじゃないの? しかも変身したら着ぐるみだよ』と一部で好評の実写版『妖怪人間べム』も『これがないと始まらんよなあ』とばかりに、オープニングにアニメ版主題歌を主役の俳優に歌わせている。もう一度いうが、歌は大事だ。
しかし、女性登場人物の殆どが非人間で、半裸な映画も珍しい。厳密にいえば、悪徳議員の愛人以外の女性キャラは半裸のサイボーグだ。しかし、それが(個人的にはだが)いやらしく見えない。やらしく見えるぎりぎりの線で抑えているのか、あるいは自分が『メカ+女』という組み合わせに食指が伸びないだけなのか。 エンドタイトルで涙した人もいると聞く。そしてそんな作り手の様々な思いは観客に伝わったのか、終映後、パンフレットは売り切れていた……。
◎少し早い誕生日プレゼントでもらった赤いエネルガーZ。
◎円谷、東映に続くテレビ特撮の第3勢力ピープロの作品がリメイク、それも映画化、しかも主演は芸人の板尾創路! 思えば、掴みは十分すぎるぐらいだった。第一報を知ったのは去年の6月だから随分と待たされてしまった。しかし待った甲斐があった。 頭が小さくなり、今風になったザボーガー。これは期待できるかもと思ったらネットで見た特報でハートはわしづかみにされてしまった。そうだ、これだよ。これアナログとデジタルの幸せな融合。今風にかっこよく変形するザボーガー! 雑誌やネットで情報を得るたびに沸きこる不安と期待。海外の映画祭でも評判はいいらしい。ドイツは無理でも、沖縄ぐらいならいけるんじゃないか? いや無理だろ。そんなことを考えていた三月。なんにせよ、早く見たい!
そして、公開日も決まり、満を持しての今日。ついにザボーガーを試写会で見ることが出来た。試写状が届いたとき、今年の運をすべて使い切ったような気がした。いや、帰り道に事切れても満足、俺の死に顔は安らかなことだろう、そう思わせてくれる作品であればいい。
児童誌でも取り上げられていたこともあり、会場である梅田ブルク7へうちの小学一年生を連れて行った。
舞台挨拶に続き本編の上映が始まる。何でも、本邦初の国内編集版とのこと。
本編の内容を書くのは上映前だし、野暮なこと。燃えと萌え、ギャグとシリアスのブレンド具合が程よく、エログロ度も、それほどきつくない。現代に甦る菊池サウンドは殺人的にかっこよく、ちびっ子から年配の方まで安心して見られる一大娯楽巨編に仕上がっておりました。全人類必見! といえば大げさだが、言い過ぎではない。どっちだ。円谷でも東映でもない奇妙な手触り、そうだ、これこそがピープロだ。
熱血と若さの暴走を描く青年期とその後のヒーローを描く熟年期。豪華二部構成の特撮オペラ、というか特撮歌舞伎!
上映後はティーチイン、そしてゲスト総出のチケットの手売り。その時、俺は迷っていた。もう一度見に行こうか、どうしようか。
◎ 休みが連なると書いて連休。珍しく、仕事も行事も無く、ポカン、と三連休を過ごせることが出来ました。来週から忙しくなりそうだから、今のうちに楽しんでおこう。
とはいえ、特に予定は無かったのですが、突然の家族からの発案で『猿の惑星創世記』を見に行くことに。公開して二日目ですよ、フットワーク軽いなあ。休日に猿映画。それも家族総出で。 なぜかうちは猿映画に関しては意見が合うのですな。ピータージャクソンの大猿映画『キング・コング』も、家族揃って3時間近くだれずに見てました。さらにさかのぼれば、いつも趣味が合わない妻と珍しく『こんないい映画打ち切るなんて!』と憤慨したのもリックベイカー渾身の大猿映画『マイティ・ジョー』でした。そんな猿映画好き家族が挑んだ『猿の惑星~』ですが、見る前は多少なりとも不安はあったのですよ。 まず、『猿の惑星』の前日譚を製作するというニュースを聞いた時は『何でいまさら?』と思ったし、ある日映画館でポスターを見かけ『本当に作ってたんだ!』と驚きはしたものの、見ようという意欲が沸かなかったのも事実。『猿の惑星』の前日譚といえば、旧シリーズの『猿の惑星・征服』がそれに該当します。奴隷猿を開放、そして指揮し、人間に反逆する知恵ある猿、シーザーの物語です。何でそんなところをリメイクするの? それに『バットマン』『エクソシスト』『スターウォーズ』『X-MEN』……ハリウッドは今までどれだけ前日譚を作ってきたよ? 聞けば『遊星からの物体X』も前日譚を作るとか。あんなもん、ラストはエスキモー犬が追われて走って終わりでしょ? 話を『猿の惑星』に戻すと、見るまではそれほど期待は持ってなかったのですな。 ……ところが見てみるとこれが『猿の惑星・征服』のリメイクではなく、全く新しいお話に仕上がっている。コンテンツ不足とはいえ、こういう作品を見てみると、素材も使いようだな、と思えてくる。 アルツハイマー治療用の新薬を投与されたチンパンジーが……。前半は主人公家族と猿の心温まる交流、後半は阿鼻叫喚の動物パニックものへシフトチェンジ! ヤンキー漫画の如く、主人公のチンパンジーが知恵と策略で猿たち(ゴリラとオランウータンを側近に置く心憎い演出)を従え、徐々に二足歩行になるごとにだんだんかっこよく見えるから不思議。 あまりネタバレを書けませんが、細か過ぎて伝わりにくい旧シリーズへのリスペクトも欠かしておらず、これが新たなシリーズの幕開けになるかも、と思わせる。いやほんと、本当に細かいんですよ。テレビニュースとか新聞記事とか。 登場する猿たちはすべてモーションキャプチャーによるいわゆる『デジタル着ぐるみ』らしい。古き皮に新し い酒を注ぐとはこのことか。 以上、連休の猿映画のお話でした。 ちなみに主演のホフゴブリンことジェームズフランコの初監督作は『ジェームズフランコVSエイプ』という作品。つくづく、猿に縁のある人でした。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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