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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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・ようやく一仕事終え、ゆるゆるとあるかどうかも分からない、次の準備もしているわけですが、どうにも人間が丸くなった気がする。体型も丸くなったような。そういや三食きちんと食べているせいか、体重も増えてきている。
 これではいかん、野性を取り戻すぞ!
 ハリマオ戦でかつての自分を取り戻したケンカ屋、矢吹丈の様に、俺も強烈な刺激を受けて野生のカンを取り戻すのだ!
 というわけで、来るまでに時間、和歌山は白浜のアドベンチャーワールドに行ってきました。かつては温泉で賑わい、今やすっかり『パンダの町』となった白浜。でも全部中国からのレンタル。決して野良のパンダが大量発生しているとか、そういうわけではない。確かにパンダの数は多い。ここで生まれたパンダもいるし、双子のパンダが話題になったこともある。でもレンタル。大昔、カンカン・ランランの二頭で日本中が大騒ぎしていた頃がウソのようだ。

 エントランスをくぐると、東京ディズニーランドに倣ってか、おみやげ物やさんがずらりと軒を連ねる。でも、アチラの動物たちは人工物だが、こちらは本物だ、噴水ではペンギンが泳ぎ、ガラスケースの中ではレッサーパンダがうろうろとしている! ジャイアントパンダに『パンダ』の称号を奪われたレッサーが、入り口入ってすぐの場所で、まるで前座のように客を待ち構えるというこのわびしさ。


 
 パンダも人気だが、ここに来れば、まずはサファリでしょう。ここで野生動物を堪能して次に備えるのだ! ケニア号に乗ってごとごとと動物の世界を見て回る。しかし、みんな、昼飯前だからかゴロゴロしてるぞ。メシ食ったら食ったでまたゴロゴロするんだろうが。普段あまり見れない動物たちを目の当たりにすると、なんだかわくわくするもの。おそらく彼らの野生の血が俺の野生を呼び覚まそうとしているのだ、とそう思うことにした。ケニア号を回って、目的の半分は達成されたようなものだ。続いてはパンダ! 珍しくゴロゴロしてない、笹をうまそうにほおばっているではないか! 多分これはシフト制で『屋外でお客さんの前で媚びる役』が決まっているのだと思う。屋内のパンダたちは揃って尻を客に向けてゴロゴロしていた。





パンダまん。パンダ肉は使っていない、と思う。

パンダの次は海の動物、ということで、ペンギンやイルカも見たし、かなり満足。いや、まだ時間はある。


そこで、さっきのサファリのコースを歩くことに。ここでは他に、自転車や貸し切りカートでのサファリ見学も可能なのだ。
出発前に動物の餌を購入し、先ほどのコースをてくてくと歩く。そして決められた場所で動物たち直に手渡しでえさやりができるのだ。ラクダ、獏、象……えさと一緒に手を食われないかとひやひやしたが、なれてくるとかわいいもの。


とはいえ、キリンがその長い首をもたげ、迫ってきたり、ラクダがくしゃくしゃの口をパクリと開けたりと、かなりの迫力がありました。しかし、サファリ内でもオーソドックスで、その数も多い鹿でも、近づいてこられると、かなりでかい。こんなのとケンカしても勝ち目はない。







充分彼らから野生をいただいた俺は最後に軽く、ふれあい広場でアヒルに餌をやり、ラーマの糞を踏みしめながら、帰ることにした。と思ったけど、せっかく白浜に来たので。

 自殺の名所として名高い三段壁も見学。絶景、そして絶海の絶壁。柵はしてあったものの、奥に行くにつれそれもなくなり、本当にひょい、と飛び降りれそうになっている。よく見れば、崖の下では、どこを伝ってきているのか、釣り人もいた。
 
 レジャー、じゃない、野生の成分を充分に蓄えることができたので、次に望みを繋げる、と思ったが、帰りに入った銭湯の電気風呂にしびれて、野生のカンもこれからのこともすっかりと忘れてしまった。

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 終った、何もかも。多分。
 実際は先週末に全工程を終えて一息ついて、一息ついて、一息ついて……つきすぎだ。そして今日、次の仕事に取り掛かる前にインフルエンザの学級閉鎖やら代休やらで、家族がほとんど家にいる状態ですよ。なんだかのんびりしてるなあ、いいのだろうか。

 12月から延々と続いた仕事は文章を書く、ひたすら書くといういつもの作業。
 これが今までと違っているのは、それが未経験の媒体のお仕事で未知なるジャンルで、短文をひたすら書くというもの。オソラク、これが世間に発表されることはないし『自分が書きました』と声高に言えるものではないので、守秘義務に触れないようにここに書いておく。
お話をもらったときはあまりにもジャンルが違うので、断ろうかと思ったのだ、いつの間にか引き返せない状況に。『ええい、やってやるぜ!』と引き受けたものの、600文字、原稿用紙にして一枚半の短文を書くというのは結構しんどい作業でした。さらに、好き勝手に書いていいというものではなく、テーマが決まっている。そのテーマにそって調べものをしないといけない。1テーマにつき、600文字を17項目。それが最初は、9テーマ、それが終って一安心といったところに『一月、空いてますか?』で引き受けちゃって8テーマ、最後に誰も手がけるものがいなくなって15テーマ! これ、普通に小説一本書けたんじゃね? 一体自分はどれだけ書かないといけないのか? それを計算しちゃうと、その文字量に圧倒されて書けなくなってしまうので、何も考えずひたすら、ただひたすら書く。買ったDVDも、録画した番組も見ずにひたすら書く、機械のように書く。
何でもやる物書きに、洗濯の権利はないのだ、やるんだよ、でもやるんだよ。

 ひょっとしたら、これが終ると、自分はとんでもない能力を身につけているんじゃないか? と思ったのだが、終ってみれば、そんなこともなく、気の抜けたような日々を送ってます。でも、次の準備にかからんと。今度は、小説をやりたいな。ぜひやろう。
 ようやくすべて終え、時間ができたので、レンタルした『服部半蔵・影の軍団』を見てました。

 

これと必殺シリーズは夜十時からの放送だったので『大人のドラマ』というイメージでした。でもJAC総出のアクション大会は、大人だけに見せるのはもったいないし。逆に考えると、ちびっ子の好きな『JAC』『忍者』をよく大人の見る時間帯に持ってきて、なおかつ大成功を収めたものだなあ。

 ここでも火野正平はいつもと同じ役回りだなあ。大掛かりな爆破シーンでは『赤影』のフィルム使ってるな。
いろんな人が演じてきましたが、服部半蔵と柳生十兵衛といえば、千葉真一ですなあ。

そして作品内容にぐっと合ったエンディング。
  
そして誰がわかるんだ、これ。


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 劇場で懐かしさのあまり、号泣、失禁、死者まで出たという、70年代のホラー、オカルト映画並みの評判である『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』を見に行った。



 宇宙刑事ギャバンのデザインをはじめて見た時、小学生の俺は『革命が来た!』と思った。メタリックなスーツデザインはいままでみたことものないものだった。それに簡単に絵が描けないデザインである。ウルトラ、ライダーの休眠中の時代、放送中だったのは戦隊シリーズのみだった頃だ。しかも俺はその頃戦隊をほとんど見ていなかった。いや、確か同時期に始まった『ゴーグルファイブ』はデザインが従来のものと違い、かなりアニメ的だったので『おぉ、ここまで来たか』と思ってはいた。しかし、ギャバンの衝撃はそれ以上だった。
『えらいこっちゃ!』 
 放送第一回、新宿の高層ビル街に立つ、宇宙刑事ギャバン。暗闇にピカピカ光るメタリックなスーツ! ギャバンに変身、いや『蒸着』(この言葉も斬新だった)する一条寺烈が革ジャンを着ていて、ジープを乗り回している姿も斬新、確か敵もレザーのジャケットを着ていたと思うので『革ジャン=高い服』という貧相なイメージしかなかった赤貧チルドレンな小学生にはそれはそれはとても豪華な、金の掛かった番組に見えた。ギャバンのデザインも含め『子供に媚びない作りの子供番組』だと、勝手に解釈した。
 ぐっとアダルトな子供番組、子供の遊ぶ公園にいい歳した大人が『ごめんよ!』と入ってきてかっこよくブランを漕ぐ、そういったところか。どういったところだ?
加えて、ギャバンの切り札電子星獣ドル! 人型ロボではなく、巨大なメカの竜だ。コックピットに乗って操縦するのではなく、その頭上に乗って敵を追う、または巨大化した敵と肉弾戦を繰り広げる。敵対する宇宙犯罪組織マクーの繰り出す怪人もユニークなものが多く、あるものは等身大で、あるものは巨大化して戦うという自由さがヒーロー番組のワンパターン化にいささか飽きてきた俺には斬新だったのだ。ともかく、すべてが斬新、革命的な番組だと思った。 
 実際革命は成功し、以降10数年もの間に渡り『メタルヒーローシリーズ』が連作されることとなり、特撮ヒーローものの一ジャンルを作り上げた。
 主役を演じた俳優大葉健二の繰り出す超人アクション、そしてそれ以前からあった真田広之の人気もあり、大葉の所属するJAC(ジャパンアクションクラブ)の人気も上がり、ヒーロー番組に欠かせない存在となっていく。千葉真一率いるスタントマン集団JACが、かつてはアイドルだったこともあるのだ! それが80年代だった。

 革命は成功した。

 メタルヒーローの血は平成に甦ったライダーに、戦隊にも受け継がれているだろうし、JAC改め、JAEも今はアイドルではないものの、縁の下の力持ちとしてヒーロー番組を支えている。

 それから30年、ギャバンは帰ってきた。いきなりの復活だ。
 ギャバンを知らない子供に、そしてあまりにも知りすぎてその復活を待ち望み、見る前から涙腺が緩みかけている大人たち、そして最新ヒーローであるゴーカイジャーたちの前に姿を見せたのだ。かつてと変わらない姿で、夜の町に、メタリックなスーツを輝かせ、そして名乗った『宇宙刑事(ビッ、ビシッ、ビシッ、構える時の音)ギャバン!』。

 あの時と一緒だ。ギャバンシールやギャバンミニカードを集めていた当時に一瞬戻ってしまった。そしてそこからの一時間強の間、劇場内が80年代に逆戻りしたのだ。まるで魔空空間に引きずりこまれる際に、地球の自転が逆回転をする、あの画にも似た感じで。
 懐かしさにむせぶ大人たちへ、とどめとばかりに鳴り響く渡辺宙明サウンド!
 チェイ、チェイスチェイス、ギャーバン!
 音、音楽は大事だ。それも幼少時に刷り込まれたサウンドなら尚のことだ。去年はライダー映画(おまけに暴れん坊将軍まで)、ザボーガーで菊池俊輔サウンドを耳にすることが多く、そのたびに、体内のあらゆる液体が沸騰しかかるような気分を覚えたのだが、今年は宙明サウンドが来るのか? 

もちろん、今を生きるちびっ子にもおなじみゴーカイジャーと同じくギャバンのかっこよさが十分に伝わる映画だった。尺があまりにも短く、おかげで特別料金の興行となったのは、この作品が元々Vシネマ用に作られた、という大人の事情からではなく、普通の映画の尺でやると、大人たちが懐かしさのあまり死んだり、失禁したり、子供に戻ってしまうからだ。だからこその一時間、悪くない、コンパクトにまとめられた尺だ。

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 そしてこの映画は、ギャバンを演じ、しばらく表舞台から遠ざかっていた俳優・大葉健二氏への大いなる賛辞をこめた映画でもあった。見れば分かる。
 そして、俺もお前も名のない花を踏みつけられない男になるのさ。
(ということは今まで踏みつけてたんかい、という突っ込みは無用)
 そしてこの映画は俳優佐野史郎の初戦隊出演作品でもあり、大悪役を演じた作品でもあるのだ。かつては特撮作品に出て欲しい俳優ナンバー1であり、念願のゴジラに出演を果たし、ウルトラを経て(映画『ウルトラQ』の方が時期は早い)、今度はまさかの戦隊出演だ。70年代の生き残りのような80年代最後の熱血漢俳優が、90年代から現れた、力よりも頭(心?)を使うサイコな悪役を得意とした俳優と21世紀に激突するなんて、誰が想像しただろうか。
 
 80年代の逆襲がはじまった。そして、革命に終止符は打たれた。

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 前にも書きましたが、大事なことは自分の知らないところで決まる。
というか、家族の独断で予定が決まるのはよくあることで。
『墓参り行こう!』
そう言われたのは、昨年末のことだったか。
 ご先祖の墓参りもままならないのに、どこの、誰の墓参りなのか? と聞いてみれば
『坂本竜馬の墓参り』だそうで。一昨年の大河ドラマから、家族内で意識される坂本竜馬。というか、福山雅治とごっちゃになってるんじゃないのか?
 何をやって、どうなった人なのか? 子供に伝えるのにもいいかもしれない。それに本物は福山ではない、そして干支にちなんだ名前だ、という諸々の理由で行くことになった。

 墓所の近くにある博物館のイベントが年明けかららしいので昨日、車を走らせ京都まで。どうでもいいけど、京都の人って車の運転荒くないか?

 京都駅を越え、竜馬の墓がある東山区の霊山護国神社へ。やたらと人が多いと思ったら、清水寺が近くにある。
 高台寺の駐車場に車を停めると、出迎えてくれる巨大観音。


日常の中に現れる巨大なる異形、怪獣好きはこういう場面にぞくぞくするのです。

 まずは護国神社の竜馬の墓参り、というか親戚縁者でもないので、単純に墓碑の観覧へ。護国神社には第二次大戦の戦没者や幕末の動乱で命を落した人たちの墓碑が多く立てられている。竜馬もその中の一つ。墓参りするのに、なぜか拝観料を取られるが、これはもうすでにここが純粋な墓地ではないのと、自分たちのような(にわか、マニアを含め)歴史好きのお客さんが多く来ることを見越してのことか。
 
 山の中の広大な敷地の中で、何とか探り当てる、というイメージだったが、参道の中腹にお目当ての竜馬の墓はあったので、いささか拍子抜け。墓碑の撮影は流石にはばかられたので、その隣の竜馬と中岡慎太郎のブロンズ像。

 とりあえず、竜馬さんには『誕生日、近いっす。俺もがんばります』と、手を合わせ、次の目的地『幕末維新ミュージアム霊山歴史館』へ。

『維新の軌跡』という催しが開催中だった。勤皇も佐幕も、いいも悪いも、右も左もごっちゃになって展示されており、そこで、付け焼刃的に幕末の出来事を学べるという仕組み。


  売り物は『飛び出す幕末』、ミニチュアを使った新撰組池田屋事件と、竜馬暗殺の模様を3Dで見られる! 血煙上げる壬生浪士が、眉間を割られる幕末の志士が、なんにせよチョンマゲ血みどろ映像が飛び出して老若男女かまわず襲い掛かるのだ。
 しかし、これだけ見てると幕末の京都は血なまぐさい街だったんだなあ、と思うが実際そうだったのだろう。先日水木しげるの『近藤勇』を読んでいたのだが、漫画とはいえ、敵味方構わず、すぱすぱ人が死んでたなあ。

 さっきまで倒幕の火種を作った人物に手を合わせ、今度はその天敵ともいうべき幕府の手先に扮装するとは。平和だなあ。


しかし、ムチャな組み合わせだ。

 ミュージアムを出て昼食をとりに三年坂をだらだらと。


このアングルって『ゴジラVSメカゴジラ』のゴジラ京都襲撃のあそこかな? と思ったが、ここら辺は似たような場所が多いから不明。昼食は町屋改造の、民家のような料理屋で。離れに通されたが、畳敷きで、まるで親戚の家にお年始周りに来たような錯覚を覚える。

 目的は達成されたので、帰路についてもよかったが、ついでにもう一つ。

 京都ロフトで開催の『ウルトラQリターンズ・怪獣絵師開田裕治とTOYの世界』を見に行く。開田画伯の複製画とおもちゃの展示即売だが、どれもこれも、ちと厳しい値段設定なので、何も買えず。あぁ、開田画伯の同人誌ぐらい買っておけばよかった。
 しかし、プラモの箱絵(トゲの数が残念なガラモンとか、ペギラ)やLDジャケットで有名なウルトラQの世界を間近で見れて満足ですよ。怪獣はかっこええ生き物やねんな。

 原画は撮影禁止だったので、うちから持ってきたナメゴンさんと。

 
 三条の商店街を歩いているときに通りかかったお寺。これがあの有名な本能寺。俺もカミさんも、本能寺といえば山の中、というイメージを持っていたが、都とはいえ当時は繁華街なんてもちろん無い。

そういえば、初詣、まだだった……。

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 世間は仕事始めとかで、ぼちぼちこちらも動かんといかんな、と思っているのですが、子供たちはまだ冬休みですな。昔のように『冬休み子ども大会』のような再放送枠もなく、ただただ特番を流しているばかりで、子供たちはひたすら任天堂wiiに興じております。
 それを吸い込めよ、カービィ!

 そんなまだまだ幸せな時間を過ごす子供のために、というかこれまたひょんなことでなんばグランド花月に行くことになりました。

 関西では日曜の昼からやっている吉本新喜劇枠『ほっとけ!三人組』の公開収録の観覧です。こういうのっててっきり抽選で劇場に呼ばれるのかと思ったら、普通にチケット購入できるんですな。しかも全席指定。人気番組なのか?
 
 死ぬまでに新喜劇とプロレスと宝塚は生で見たいと思っていましたが、まさかこんな形で一つ目が実現されるとは。

 先月から何度目かのなんば。公園は夜からなので、寒い。初めての劇場、しかもチケットは二階席ということなので、百均で双眼鏡でも、と思って立ち寄ったら、一つしかなかった。というよりも、双眼鏡ですら百円で扱ってるのだなあ。

DCIM3383.jpg 

何度かその前は通ったことのあるなんばグランド花月。開演までなぜか行列に並ばされることに。全席指定だったら別にならばんでもいいのでは? と思ったのですが『劇場前にたむろされると近隣の迷惑になるので、お並びください』というもっともな返答。でも開場されると行列の順番関係なく人を入れるので、館内はぎゅうぎゅう詰め。そこらじゅうに張られた芸人の公演、DVDのポスター、みやげ物……その商魂のたくましさに軽く悪寒を覚えた。


 とはいえ、いつもテレビで見る人を間近で見れるのは不思議な経験でもあり、楽しい。小藪が、千鳥が、スマイルが! ちすん(インパクタールシア)もなるみも! そして島田一の介! 中でも群を抜いて藤井隆が狂っている。最近『いいお父さん』キャラで通しているが、その中にはどす黒い何かを感じる。限られた登場場面の中で、フルに狂気をぶちまける、新幹線の時間が近いのもそれに拍車を掛けているように見えた。


 舞台からは遠かったものの、やはり、ライブはいい。
 他のお客さんと一体になれる。冬休みの子供も多かった。新喜劇をわざわざ金払って見なくとも、といわれるでしょうが。まあ、一度は経験してもいいのでは、と思った。空気のようなもので、ないと困るのだなあ。その日は立ち見も出る盛況ぶりだったそうだ。
 帰り道はたこ焼きを買って帰った。
 たこ焼き、吉本……ベタベタな一日やなあ。
 本当はベタベタとかコテコテとか言われる大阪の街が、好きになれん。



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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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