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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 また一つ、年をとった。

 やばいなあ、物書き業だけど、まだこれといったものを残せてない。と、少し焦る。

 

 誕生日に買った元日本猿(ゴロー)と元バラ(ビオランテ)。
バラは二体目だけど、立ち寄ったリサイクルショップが閉店セール中で『2000円ぽっきり』といわれたので、買ってしまった。


ソフビのスタンダードサイズのゴジラとぴったりのサイズ。これで若狭湾決戦を再現できる。

 書き物頑張ろう、それも大事だが『トゥルーロマンス』の主人公にならって、誕生日には映画を見行くように心がけている。

 そして今日、二日遅れで映画へ。え、娘がお休みなの?
じゃあ先生が子供殺したり、やくざがやくざ殺したりする映画は行けないな。

 仕方ない、というか今がチャンスだとばかりに『映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』を見てきた。

 
戦隊、ライダーに並ぶ東映が送る日曜朝の顔。回を増すごとに集客力を高め、今回で初登場一位とか。絶賛放送中のテレビも毎週楽しいし、これは行かねば、娘も見に行きたがってるし、俺も見たい。と、アラフォーのセリフではない。

 平日の日中、客数もまばら。いつものように、娘には劇中で応援するためのミニライトと、カードダス、東映アニメ恒例の紙帽子が渡される。

 そういや、2週前はこの映画館で『009』を見たんだっけ。今回も集団戦闘アニメだなあ、と思い、上映を待つ。

 本編が始まる前に、プリキュアたちから、ミニライトの使用説明が入る。
クールな知性派、キュアビューティーの『ライトのないお友達は心の中で応援してください』という言葉は、いい年して映画に来た、ライトがもらえない大きいお友達に向けられたものなんだろうな。

 お話は、絵本の世界でプリキュアが大活躍……と書けば身も蓋もないんですが、おとぎの世界の主人公、桃太郎、一寸法師、孫悟空に浦島太郎、シンデレラが入り乱れてプリキュアに襲い掛かる。危機一髪のピンチに駆けつけるのは鬼や牛魔王など、普段は悪役の人たちという逆転劇が面白い。

『お前らがちゃんとしないと話が終わらんだろうが!』と正論を吐く、牛魔王。

 途中参加ながらも牛魔王はいいところで場面をさらっていき、準主役級の扱いでした。牛さんいい奴。思わず帰りに、スーパーで牛肉買って来たよ。今日はハヤシライスだぜ。
 憎しみを蓄え、絵本の世界を滅ぼす大魔王はいつもの如く『よく分からんがでかい奴』ですが、それに対して、最終形態になった主人公キュアハッピーのとった行動は……。

 これが以外だった。玩具の販促に終わらず、主人公の性格もキチンと描いており、劇場のお父さんも『なるほどぉ』と感心してしまった。

 盛りだくさんの一時間強、エンドロールの後にはいつものテレビ版エンディング。これも劇場で踊ってくれるちびっ子たちへプリキュアからの優しい説明入り。

 そして最後の最後に来年公開の劇場版の特報。掴んだお客さんは絶対に離さないねえ。また行くのかなあ、俺と娘。
 ともあれ、ウルトラハッピーな時間をくれてありがとう。家に帰ってこれをアップしたら、バラと猿で遊ぼう。安いなあ。

◎映画のプリキュアたち、テレビと違って必殺技を賢く、そしてエグく使っており、そこもお父さんは感心してしまいました。

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先週末、11月3日はまんがの神様手塚治虫先生と、この人の58回目の誕生日でした。





ゴジラ、俺の原動力、この人がいたから何とかやってこれた。 今年も何とか生きてこれました。ありがとうございます。いつかお会いしたいものです。 そして、その日は数年ぶりに母校大阪芸大の学園祭へ。  

 昔はアルコールの臭いと紫煙が立ち込め、それにバンドのノイズ音が轟くいかがわしい雰囲気でしたが、アルコール類は禁止とのことで、すっきりと、おしゃれな学祭でした。 ゲーダイガーショーは見れず。代わりに『天下一武道会』をやっていた。


 

ぶりぶりざえもん対シシオマコト。ざっくりとしたコスプレながらも、キャラになりきっていたのが好感持てる。 前回以上にアニメ、ゲーム等々のコスプレさんが増え、専用更衣室もできたとのこと。兵隊と忍者ぐらいしかいなかったことと比べるとずいぶん進歩したと思います。  既存のキャラになりきるのは芸大生らしくないなあ、と思ったり、中途半端なものでなく、結構しっかりしたレイヤーさんも多数見受けられたので、コスプレイベントと勘違いしないで欲しいな、と老婆心ながら思いました。あくまでも祭りの余興の一環としてやっていただきたい。と書いても時代が移るにつれ、変わっていくんでしょうが。



 なんだかほっとするウルトラマンコスモス。   決めに決めたコスプレさんの、腋の処理の甘さに現実に引き戻された、そんな1日でした。なんだかコスプレさんばかり見ていたようですが、そんなことはありませんよ、食い物はまあまあ、出し物はバカバカしい、いつもの芸祭でした。しかし、きれいになったなあ、我が母校。



そんなゴジラの誕生日の最後に、届いたのはイギリス製ゴジラ、とでも言うべき『怪獣ゴルゴ』。『大巨獣ガッパ』の元ネタですが、『ガッパ』が親子の怪獣の愛情を描写していたのに対し、ゴルゴは子どもを見つけるとさっさと海に帰っていきました。

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 今朝、仕事を終えて歯医者へ。先月より奥歯の詰め物が取れて大穴ができ、ついにそこに虫歯が湧いて痛いの痛くないのって……痛かったんですが。

 生まれて初めて『虫歯で歯がキンキン痛い』という体験をしてしまった。痛くて深夜に起きた時は、これはもう徹底的に直さないと、と思った。

 そして今日、ようやくのことで奥歯に銀歯を被せてもらった。  噛み合わせのテストも兼ねて、奥歯をカチカチと鳴らしてみる。

 奥歯をカチッと鳴らす……奥歯は加速装置のスイッチ→そして今日はファーストデーで映画が1000円で見られる! ということで『009 RE-CYBORG』を見に行く。
あいにく時間の都合で、3D版を見ることになり、メガネ代を払わないといけなかったが。
 
 かの『サイボーグ009』を今風にリメイク、というか再構築。原作をなぞるのではなく『ご存知サイボーグ戦士の新たな戦い』を描いているのがまだるっこしくなくて小気味いい。

 3Dも、CGもサイボーグたちの活躍を描くのに充分すぎる。
 一度解散した00ナンバーサイボーグが、訴訟沙汰を起こしたり、宮仕えしたりしていて実に人間臭い。この辺は最近の悩めるヒーローが多くなったアメコミ映画へのアンサーのような気がした。とくに『ウォッチメン』。 

 小難しい台詞回し、観念的な敵など、実に今風、というか製作会社が一緒だから『攻殻機動隊』の匂いがする。とういうか、009を始祖としたサイボーグ物の発展形が攻殻か。

 キャラクターデザインもアレンジが加わり、今でも通用するシルエットになっているものの、006こと張張瑚は必ず語尾に『アルヨ』をつけてくれて一安心アルヨ。そして003、フランソワーズがエロい。男は渋くなり、女はエロい。

 願わくば、国家を超えた規模の組織との対決、そして00ナンバー勢ぞろいの絵を見てみたかった。これは次回へのお楽しみ、ということで。

  久しぶりに見た『大人の漫画』という感じ、今まで『まんがみたいな大人の映画』ばかり見てたからなあ。 そしてアニメ映画のパンフは高い。 あと、3D映画はやっぱり目が疲れた。 今月は009、そして来月は007か。もうすぐ今年も終る。

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 一体俺はいくつなんだー、タイムスリップしたのか? と思えるほどに、80年代リスペクトな毎日。

 とはいえ、先日の『宇宙刑事ギャバン』ぐらいですけど。思えば、あの時。金曜日の夜はドラえもん→宇宙刑事→プロレス→ハングマン→必殺と、怒涛の四時間でした。

 いずれも『戦い』が主軸になており、『善とは?悪とは?』と、毎週視聴者に訴えていたように思えます。
  悪人がいればそれを秘密道具で懲らしめるのか、3カウント取るまで叩きのめすのか、社会的な制裁を加えるのか、ええい面倒くせぇとばかりに闇に葬るのか……。時間帯が下がるにつれ、その手法もえぐくなってました。でも宇宙刑事は、ご飯時に悪人を一刀両断してましたな。

 宇宙刑事が小学生時代の思い出なら、今日見た『エクスペンダブルズ2』は中学生時代の思い出。和歌山に住んでいた頃、よく繁華街の映画館に通いました。アカン、話が長くなる。80年代後半の洋画アクション映画はシュワルツエネッガー、スタローンを二本柱とする『筋肉アクション』の全盛期。
 
 東宝東和系の映画をよく流していた和歌山国政劇場で2人の映画をよく見ましたよ。
  ここぞという映画のとき、俺は決まってチョコフレークを買って手をチョコでベタベタにしながら見てました。

『レッドブル』(同時上映アナザーウェイ・D機関情報)『バトルランナー』(同時上映ドラキュリアン)『プレデター』(同時上映エンゼル・ハートバタリアン)『コマンドー』(同時上映バタリアン)『ランボー大会』(1となぜか3の二本立て)、学校の映画鑑賞会で見た『オーバーザ・トップ』そして二人に続けとばかりに若手筋肉俳優も多数現れました。『サイボーグ』(同時上映ジャッカー)のヴァンダム、『レッド・スコルピオン』(東映シネマ2・同時上映ゾンビコップ)のドルフ・ラングレン。二人の競演した『ユニバーサルソルジャー』(ニューパレス・同時上映は……あったと思う)は、まるでハンバーグとカレーを一緒に食べたような満腹感。

 しかも『エクス~』はそれ以上! レジェンド筋肉俳優+新進気鋭の筋肉俳優大集合!

 『アベンジャーズ』は面白かったけど、アメコミ知識があったほうがもっと楽しめたかも。それに引き換え『エクス~』は学生時代に散々見てきた国際劇場系俳優が勢ぞろいするから、予備知識は充分!
 スタローンにラングレン、それにジェイソン・ステイサムとジェット・リー、そして『ナインハーフ』で軟派野郎のイメージが未だ強いけど、『ハーレーダビットソン&マルボロマン』のミッキー・ローク!  今回は前作でチョイ役だったシュワルツェネッガーと『ダイハード』で筋肉アクションに終止符を打ったブルースウィリスの出番が多い! 中学生時代に自分に言っても『うそだぁ』と言われるような豪華俳優陣! くわえて、ヴァンダム、それにチャックノリス!  それが一堂に会して戦う! これ絶対自由帳とか落書き帳にプロット書いただろ! と思えるほどのボンクラ節が炸裂しまくっております!


 中学時代の妄想が具現化、これぞ真の中二病映画!  映画はストーリーの薄さを圧倒的な筋肉俳優の存在と火薬量で補うと言う実に正統派な作り。『仲間の復讐に行くぞ、おー!』、これだけ。  スタローン、シュワルツエネッガー、ウ
ィリスの揃い踏みだけ見れればいいやと思ったけど、映画はそれだけでは終わらなかった。  悪役で儲けもんのヴァンダムはいつものようにターンキックを何発も披露。

   そしてダークホース、チャックノリス!

 昔は線の細さとヒゲ面、マッシュルームカットで、中学時代の俺には『ビデオやテレビ放送の人』と勝手に決めていた。 『野獣捜査線』も『デルタフォース』もスルーしてしまった。
 
 唯一『スペースインベーダー』の併映で『地獄のコマンド』が東映シネマでかかる予定だった。しかし『ロッキー4』の大ヒット、大ロングランのために結局上映されずじまいだった。(ちなみに『インベーダー』は『スペースバンパイヤ』『エルム街の悪夢』との3本立てでひっそりと上映。これはこれで嬉しかった)

 極東の地で、自分の主演映画を潰されたのにもかかわらず、チャックノリスはスタローンの危機に駆けつけた!   一件釣り人のような風貌だが、その実は一匹狼の殺人マシーンという実においしい役。バックに流れるエンニオ・モリコーネ、ずるい、かっこよすぎる!

 しかも、それをチャックノリスがやるからいいのであって、シュワルツェネッガーやウィリスでは大袈裟になりすぎる。  『エクスペンダブルズ2』は国際劇場系俳優総出演の上に、あの時見落としてたチャックノリスの魅力をこれでもかと見せ付けてくれる素敵な一本だった。

 ごめん、ノリス。でも、国際劇場はじめ、和歌山の繁華街にあった映画館はみんなコインパーキングになってしまったんだよ。

  国際劇場最後の映画は『エイリアン3』でした。

  あ、俺チョコフレーク買うの忘れてた。

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 前回はこちら
・先週京都で占い師さんに診てもらって、モノカキ業でまだやっていけるといわれて変な自信がついた馬場です。みんなもつらい時、いらつくときは大きく深呼吸、そして『ありがとうございます』の感謝の気持ちを忘れないようにしよう、いいことあるかもよ。とはいえ、占い師さんと話していて一番驚いたのは『綾辻行人と小野不由美が夫婦』『荒俣宏と杉浦日向子はもと夫婦』という、占いと何の関係もない話でした。

・ようやく出た、彩色版アーストロンのソフビ。目がぐりぐりしすぎている感はあるが、立派なゴジラ顔。造形した人が一緒だから、ツノを取ると、84年タイプにそっくり。

・先日からナチス、ゴキブリが地球を襲う映画をみてきましたが、今回は宇宙犯罪組織がやってまいりました! ということで我慢できずに『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』を初日に行ってきました。
手短に書きますが、まさか21世紀になってギャバンの映画を二本も見れるとは思いませんでした。前回は海賊戦隊ゴーカイジャーのゲスト出演(とはいえ、食ってしまった感あり)だったけど、今回はピン、ピンでギャバン! 見終わって数時間たちましたが、ふつふつとその思いが沸きあがって来ます。 ちょっと大人を意識したのか、重い感じで始まった序盤、ゴーバスターズにゲスト出演したおかげでちびっ子にも知名度が上がっているところに、これはまずいよ、と思われましたが……。とはいえ、前作を知ってる人が『おぉ』となる小ネタもあり、あきさせない。

そして中盤、主人公、新ギャバンのピンチにスズキジムニー(もしくはスズキの軽)で駆けつける先代ギャバン! その瞬間、映画のテンションが更に更に上がった!人込みの中、敵に追われながらのコミカルなアクション、軽妙なやり取り、人命軽視上等な爆発ジャンプ……。どこかで見たことのある懐かしさ。それは初代ギャバンが出ているだけではない、『コータローまかり通る!』『伊賀のカバ丸』、その他の80年代アクション映画で見せたJACの動きだ! JAEではない、JAC、ジャパンアクションクラブだ! おそらく、大葉健二が、(たぶん)師匠千葉真一譲りの『ニカッとした笑顔』を見せた瞬間、映画は魔空空間、否、『80年代JAC空間 』に引きずり込まれたのであろう。 新ギャバン石垣佑磨も格闘技経験者なので、アクションの切れもよく、初代に負けず劣らず『濃い目の三枚目』を演じている。変身前の状態で怪人と渡り合って様になる俳優を久しく見ていなかったなあ。 そして初代は、歳を経たといっても、厳しい指導者ではなく『おせっかい、でもいいこと言う先輩のオジサン』のようなポジション。

80年代の逆襲は終ったのか、続行中なのか。いや、まだ『エクスペンダブルズ2』がある。

まだ、立ち上がれる。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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