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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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大雪のせいで、なかなか奈良へ戻れないことが多く、大阪にこもっている時はまるで寝たきり老人のように『買ったけど見てないDVDを見てみよう大会』をやったり、いつか来るお仕事のためにネタ本を読んだりとグータラな毎日を過ごしてました。あれもこれも全部、役に立つ日が来るねん、と自分に言い聞かせてどれぐらいの年月がたったことでしょう。
 いや、きちんと介護職もやってますよ。
 さて。ようやく、久々のオリジナル作品である新刊

『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』が発売! ……に先駆け、無料公開版での連載が始まりました。
  
 人類が封じ込めたはずの怪獣が復活、そして少女は戦車と出会う……。そんな感じのお話です。
 まずお話をいただいた時『馬場さんは戦車大丈夫ですか?』と聞かれ、まあ、何とかと答えたのが運のつきと申しましょうか。世間では女の子が戦車に乗るアニメがヒットしていたので、それの後続的作品を、ということでした。
 よく言えばハリウッド西部劇に対するマカロニウェスタン、『必殺』に対する『影同心』のようなものですな。でもむこうさんからの条件としては『某戦車アニメとは車種が被らないように』とのことです。依頼を受けて『戦略大作戦』も見たものの、第二次大戦の戦車は使えない。そうなると現行車輌か。そこで、担当さんからの一言『馬場さんだったら女の子が戦車に乗って怪獣と戦う話でいいんじゃない?』。
 え、やってもいいの、怪獣やってもいいの! ラノベで怪獣出してもいいの!
 もとより『ラノベに怪獣ものなんか誰得なの?』だったので、今まではばれないように女の子がキャッキャウフフしている間にそっと巨大生物やバケモノじみた動物を書き込んでおりました。それが今回、おおっぴろげに書ける! よし、怪獣の設定を考えよう、いいや、まずは戦車だ! ということで近所の自衛隊駐屯地に取材。広報の人が立ち会いで、資料にするべく展示車両の写真を撮ったり、戦車に関しての質問をぶつけたり……でも、そこには戦車部隊がないもので、突っ込んではきけませんでした。でも自衛隊のシステムや『衣食住は確保されてるからお金溜まりますよー』といった話が聞けただけでも収穫あったというもの。怪獣が出て来る話で戦車……といえばやはり、ゴジラに散々踏みつぶされたり、熱線でドロドロにされた61式戦車でしょう。
 旧型が最新型を打ち負かすのって爽快じゃないですか。そこで今度は某模型屋さんに『○○戦車と○○戦車が戦ったらどっちが強い?』という小学生レベルの質問をぶつけるなどして情報を収集。
 そしてプロットを練り、並行して世界の軍事情勢を調べ……幸いなことに、担当さんがミリタリー&怪獣オタクだったのでその辺はご指導いただけました。
 そんなこんなで完成した『バカと戦車で守ってみる!』。まずは第一話『海を見つめる少女』が公開となりましたので、よおしけえば是非お読みください。そして販売版が出た暁には是非。販売版にはフルカラーイラストがついております。
 販売記念で購入したジプシーデンジャーダメージバージョン&レザーバックカイジュウ。 そうそう、これが書きあがるころ、海の向こうからどえらい怪獣映画『パシフィックリム』がやってきて、あれとかこれとか設定や展開が似ている場面があったので一人映画館で『うわああー被ってるー!』と声を出しそうになりました。
 そう、これは日本の、というか自分個人からの『パシフィックリム』へのささやかな返礼にもなっております。なってるかな? 
 ともかくSuperlite文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』をどうぞよろしくお願いします。
 
 女の子と戦車、そして川北特撮のように逆光でそびえる巨大怪獣が素敵な表紙。
 あ、名前間違ってますよ……。

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しかし、なぜも狂ったように怪獣画像を集めたり、怪獣オモチャを手元に置いていじったりしているのは、私生活が荒んでいるからとか、死期が迫って幼児退行しているからとかそういうことじゃなくって、怪獣もでる新刊『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』

の発売がいよいよ迫っているので、公式サイトでもボチボチ情報が出ているから、ということにしておきたい。
皆様、よろしくお願いします。


怪獣結婚式


怪獣七五三

そして……怪獣供養


怪獣と子供色々



いかんいかん、
書籍やサイトで画像を集めてるだけじゃダメになる!

 野暮用で京都に出かけた際、あることを思い出した。
 
 太秦に大魔神がいる。
 
 撮影に使われた実物大は大阪門真の海洋堂本社にあるという。太秦にいるのは数年前、京都映画祭用に作られたもの、それが昨年、撮影所近くの商店街に展示されているという。

 地図に従い、太秦の商店街へ。通りをゆっくり車で走っていくと、いた。


 でかい! 

 しかもスーパーの前にデデン、と立っている。

 魔神様、なにとぞ無病息災、家族安泰、商売繁盛でありますように、と祈りながら写真を数枚撮って、再び車に飛び乗った。
 久々の生怪獣体験である。これでしばらくは頑張れる。どんな逆風にも立ち向かえる、そして勝つことができる。

 最後に。たまには珍ポではなく、かっこいい海外版『キングコングの逆襲』ポスターを。キングコングというメジャーキャラが出ているので、ヘタなことできなかったんでしょうか、この映画に限っては珍妙なものは見当たりませんでした。

 最後の最後に
アメリカの危険なゴジラのオモチャ。これじゃ火炎放射器だ!
 

 と思ったら、このシャボン玉オモチャを画像加工したものでした。
まんまとやられた。

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珍ポ探しの間に色々微笑ましい怪獣 オフショットを見つけたので。

怪獣お祓い

    


  

怪獣の父、円谷監督と田中プロデューサーと。

怪獣ひなまつり


怪獣入学式



怪獣豆まき

 
怪獣と子供たち。この手の写真はまだあると思う。しかし、腹は開いてるし、前後逆だし


怪獣使いの少女

やっぱりキリがない!

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もう、きりがない!

『チェコだかポーランドのゴジラのポスターはおしゃれ』という言葉につられ、いろいろと日本怪獣映画の海外版ポスターを探してみたんですが、もうキリがないし、ややこしい、特にイタリア!

 色々とツイッタに上げたので、ここでまとめます。まとめなくてもいいんですが、怪獣好きとして生まれたものの余計なお世話ということで。さっさと行きますよ

 

『怪獣総進撃』イタリア版。ゴリラ出ません


  

『キングコングとゴジラが云々』とありますが、四点とも『ガメラ対ギロン』。ゴジラもゴリラも出ません。
 

英語圏でもアメリカ版とタイトルが違う。でもかっこいい『メカゴジラの逆襲』『ゴジラ対ガイガン』ポスター。



怪竜大決戦、フランス版。オリジナルに忠実ですが、よっく分からない怪獣が混じってます。




トレスにトレスを重ねたらしく、同じ怪獣が向かい合ってるイタリアの『ゴジラの逆襲』


イタリアはまだましなのかもしれない。この怪獣図鑑の表紙のような珍ポは『ゴジラ対メガロ』イスラエル版。そんなもん分かるか!


前回台湾の『怪竜大決戦』と紹介した『侠飛小』は、別の映画だと判明。ロビーカードを見ると、クモとかガマとか龍が出るので『怪竜大決戦』の影響があったのか、たまたま偶然なのか。




円谷プロのフィルムを借用して作った韓国映画『飛天怪獣』ポスター。

      
韓国から『宇宙怪人ワンマグイ』と『プルガサリ』。韓流、いや韓獣


『フランケンシュタイン対地底怪獣』のフィルムが使われてるというインドの原始人映画。

インドから謎の怪獣映画『ゴゴラ』。明らかにゴジラの影響下にあると思われる。
そして素朴なポーランド『ゴジラの息子』。おしゃれでシュール。これじゃ内容分かりませんな。


     

 最後に。劇場で配られたらしいアメリカの『ゴジラ対メガロ』の漫画。やたらとかっこいい。

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ついでだから昔の水戸黄門映画のポスターを。

黄門様は日本のヴァンヘルシングだったんですね。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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