作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ちょっと心がざわざわして、落ち着きがありそうでなさそうで、行ったところでどうにかなるかといえばならなくて。そんな気持ちをふつふつと募らせながらも、行くだけ行ってみようと京都へ。
と、まるで思い立ったように京都に行った風に書いてしまったけど、元々京都文化博物館で祇園祭の時期にしか上映されない映画『祇園祭』(そのまんま)を見に行こうと予定していたのですな。
車を安い駐車場に止めて、地下鉄で烏丸御池へ。その前に再建間近の京都みなみ会館へ。
京都文化博物館は大人500円で古今の名作が見れるし、今回は期間限定上映ということもあってか、場内は満席。聞いたところでは150席あるらしい。お客さんのほとんどが高齢者、というと失礼なので自分よりも年上の男女。
映画『祇園祭』は、京都市が協賛し、五社協定の垣根を越えて東宝、東映、松竹のスターが勢ぞろいするオールスター映画。しかし、紆余曲折あって、松竹映配という聞きなれない会社がオープニングに出る。監督の降板劇もあったそうだし、ソフト化もされていない。どこの会社の映画?と聞かれたら『京都市の映画』としか答えられない。要するに、ふんだんに金のかかった京都市のインディーズ映画だと思う。
応仁の乱以後、すっかり絶えてしまった祇園祭を再生させる男と、それに動かされる民衆の姿を描いた大スペクタクル祭り映画。主演は中村錦之助に、岩下志麻と三船敏郎の各社のトップスターがそろい踏み。そこに渥美清、美空ひばり、高倉健、北大路欣也といった豪華すぎる配役が脇を固める。とはいえ、そのほとんどが顔見せ程度のチョイ役ですけど。
スタッフ、キャストを見ると東映カラーが強いんだけど、世界のミフネが出ると豪快な東宝男性路線っぽくなるから面白い。
クライマックスは武家の妨害もなんのその、民衆のパワーで甦った山鉾が京都の町を練り歩く祇園祭復活の場面。オープンセットに山鉾を持ち込んで各社のスターがそれを動かすというなんとも豪華な祇園祭。なんだかすごいものを見た。
スター大共演映画なので、その姿が現れると会場がざわつき『高倉健出た』『ひばりちゃーん』といった声が聞こえるのがおかしい。
文化博物館3階エレベーター前。
そして歩いて少し行った場所にある京都国際マンガミュージアムへ。
何もできないけど、募金だけ。カッコつけるわけでもないけど、ざわざわが収まったような気がした。 で、バカボンファイルを買う。 PR |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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