作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 これは面白そうだな、と思いつつも結局スルーしてしまう映画は多い。このシリーズもそんな映画だった。それがある日のこと、中三の次男とレンタル店に行った際『これ見たい』と持ってきた。なんでも、BSだか配信で見たから続きが見たくなったそうだ。それが『ジョン・ウィック』だった。キアヌ・リーブスの殺し屋ものという知識しかなく、見てみたら、それはもう……2作続けて見てしまった。
引退したはずのキアヌが復讐のために殺し屋に復帰する……という、今まで何度も語られてきたようなパターンだ。しかし『ジョン・ウィック』は『世界の人口の半分ぐらいが殺し屋』というぐらいの世界観で話が進んでいく。あいつも、彼も彼女も殺し屋。まるで少年漫画のような無茶設定。いやそれよりもインベーダーゲームが世界の命運を握るようなコロコロコミックのホビー漫画のような世界観。物語も『犬を殺されたキアヌが怒る』『家を爆破されたキアヌが怒る』といたって単純。殺し屋世界の深みと勝間との思い出とか、細かい部分もちゃんと作り込んであるんだけど、とにかくキアヌが殺しまくる、ただそれだけ。
そして新作『ジョン・ウィック・パラベラム』が公開。今回は殺し屋の掟を破ったキアヌがひたすら逃げる前半と、色々あって舞い戻ってきたキアヌの開き直りを描く後半に分かれているけど、やっていることは一緒。ひたすら殺しまくるのみ。銃で、ナイフで、馬で、本で、手にしたものはすべて殺人道具になる、いや手の延長のようにするすると動く。丸腰の際はサンボ仕込みの投げ技が炸裂。
気が滅入ったり、なんだかやる気が起きないときに見ると効き目抜群。いい意味でのゲーム感覚、観客は決してゲームオーバーすることないキアヌと一緒に殺しをエンジョイすればいいのだ。
寿司屋経営の忍者で、最大のライバルがマークダカスコス。あの『クライング・フリーマン』である。このキャスティングも絶妙。ともに90年代に活躍した両名が相打つクライマックス、そしてさらに……と満腹になってもキアヌの殺しは続く。
なんだかいいものを見た気分。『ぃんだよ細けぇことは!』とばかりに、ただひたすら殺しまくる、考える暇はない、今はこの殺人遊戯に酔いしれるしかない。しかし、組織ってのは味方になると頼もしいけど敵に回すと厄介だな、と思う次第でありました。 PR |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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